どうやって起こす~?
みなさん、お待たせしました。
待ってないかもですけどΣ(・ω・ノ)ノ!
続きをどうぞ!
「…で?どうやって呉葉を起こすんだよ、未来」
「んーとねー」
「?」
「えっとねー」
「…(-"-)」
「あのねぇーww」
「早く言え、このクソ未来ww」
イタッと短い悲鳴が上がる。かすかに残る未来の頬の手形が、全てを物語っていた
「紗霧くん、ダメだよー。年下の男の子に手ぇあげちゃ~」
「うるせぇ、躾には必要なの。分かるか、チビ《未来》」
「ちょっとー?今一瞬めっちゃひどいルビ見えた気がしたんだけどー」
「…気のせいだろ、てか早く起こせや」
「はぁーあ。年下使いが荒いなぁー、紗霧くんはー。」
「よぉーし。未来は朝飯抜きだな!」
「すいませんでしたー。承知致しましたー。」
そう言って、てってってーと呉葉のもとに駆け寄る未来。そしてなぜか、呉葉に馬乗りになる。
「…ちょっと荒いかもだけどー、許してね?呉葉ちゃんー」
そして、親指のハラで呉葉のノド元をグイッと推した。
<作者:良い子はマネしないでね(;´Д`)>
「!っちょ、おまっ!!アブっ」
「~っ!!!ッゲホッゲホッッッ!!!」
「っオイ!大丈夫か!?呉葉!」
ノド元を抑えて、激しく咳き込む呉葉。紗霧は駆け寄って、そのか弱い背中をさする。それを見てもなお、ニコニコ笑っている未来。オニか、おまえは!
「ふふふー!起きたよー、紗霧くん(*´▽`*)」
「起きたよー(*´▽`*)、じゃねえ!死んだらどーすんだよ、バカ未来」
「えぇ!?死なないよねー?呉葉ちゃん」
「・・・・・し、しにます・・・・」
「えぇっ!?なんで!?」
あからさまに不思議そうな顔をする未来。さっきからなんなの、コイツ。可愛く笑えばすべて許されるとでも思ってんのか!?それで許さるのは、琉璃ぐらいだ。
「おかしいなぁー、餓鬼道《ボクん家》や地獄道《紗霧くん家》のオニは全然平気がっていたけどなー」
「オニと呉葉を一緒にすんじゃねぇ!コイツは一応人間の部類に入るの!
つーか、前に地獄道《オレん家》に帰った時に、数匹のオニが倒れてたのオマエのせいか!オレの仲間に謝りやがれ!!」
「あははー!あの時はちょっとやりすぎちゃったんだー!!ごめんね!!」
「ちょっと!?あれでちょっとなの!?ちょっとのレベルじゃなかったんだけど!?」
「あれでちょっとなんです。(`・ω・´)b」
「…Σ(・ω・ノ)ノ!」
「でも、生きてたんでしょ?じゃあ、いいじゃん(真顔)」
「…俺はお前の方がオニだと思う!」
年下相手に若干涙目の紗霧と少し怖い事を真顔で言っているせいか、早くもキャラがぶれ始めている未来。そしていつの間にか、空気化している主人公呉葉の日常が、今日もまたはじまりを告げる。
疲れたー
それでは、失礼_(._.)_




