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白い世界に居るのは

次に目を開けた場所は


何も無いただ白い世界だった。


すると、足元には沢山のオバケ達が居た。


さっきのオバケ達だろう。


なんとなくそんな気がした。


そのとき、急に目の前に看板が現れた。


だが、その看板の文字は日本語では無い


謎の文字で書かれていた。


「んー......」


目を凝らして見てみるも、全く分からない。


「ていうかどうやって帰ればいいの!?」


見渡しても出口は無い。


それどころか前も後ろも分からない状態だ。


「あなた達のせいで出られなくなったじゃん!!」


私がそう言いながらオバケを揺らしていると、


「お前、どうやって来た」


という声が聞こえた。


驚いて声の方を向くと白髪の男の子が


立っていた。


多分同じくらいの歳だろう。


それよりもあれは地毛なのだろうか。


いや、違うか。ただ染めただけだろう。


「質問に答えろ。どうやって来た?」


「え...っと、この子達が私のことをゴミ捨て場の鏡に押して、それから───」


そう言って続きを話そうとしたら


突然話を遮られた。


「そいつらは懐かないはずなのに....」


何か呟いている。


上手く聞き取れないがオバケ達のことだろう。


「まぁいい。着いてこい」


そう言ってその子は私に背を向けて


どこかへ歩き出す。


私も慌てて着いていくとオ


バケ達は続々と私に着いてくる。


なんだか可愛い気がする。

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