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ぴょこんと とんで くるりと まわる

ここから とても とおくて。

だけれど すぐ ちかくにも あって。


かたちは きまっていて。

だけれど じったいは なくて。め にも みえなくて。


なまえは なくて。

だけど げんそう ってよばれている。


そこには ときどき あたらしい ものがたりが はいってくる。

そして きょうも また あたらしい げんそうが ふえた。



おんなのこが ひとり おはなばたけで うごいている。わらっている。

おはなは あたりいちめんに まんかいに さいていて おひさまが にっこり ほほえんで。


おんなのこは ふしぎな いろの ふくを きています。

オレンジいろで あかいろで くろいろで はいいろで。

もしくは その どれでも なくて。


おんなのこは かなしくて わらっているのか うれしくて わらっているのか わからないかおで そらを みあげました。


そこには あおい そらは なくて。

はいいろの そらも なくて。

くろでも あかでも なくて。

げんじつ みたいな そら でした。


おんなのこは たちあがりました。

おんなのこは


ぴょこんと ひとつ とびはねて。

くるりと いっかい まわりました。



わはたたしなはあ


わらって


してにったいいたっきてい


つぶやいた。

作者は回りません。

読んでいただき、ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 跳ねるような楽しさと、なんともいえない哀愁と、なんとなくそんなものを感じて、不思議な気分になりました。 私とあなたの間の女の子、生きたいと死にたいの狭間の花畑、何度読んでも理解しきれない…
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