「僕」没ver第0章
レン(以下レ)「なんだか僕たちがお話の解説というか、コメントをすることになったみたいだね」
ヴィクトリア(以下ヴ)「作者の戯れね。自由にキャラを配置して遊びたかったみたいよ」
サトル(以下サ)「で、まず一発目は主人公三人集めての話、ってわけか」
レ「そういうことみたいだね」
ヴ「ところでこの作者、今クラッシュバンティクー3をひっぱり出してきて遊んでて話が全然進まないらしいんだけど」
サ「制裁だな」
ほーらい(以下ほ)「ごめんなさい、遊びにうつつを抜かして更新忘れそうになってました。てかサトルさん右頬痛いんでふふぇけど・・・」
サ「当然の罰だ。本当ならダンベル五〇〇〇回だったんだがn・・・」
ほ「わ、わーい。なんだか急に痛くなくなった、やっほーう」
ヴ(やれやれ、困った作者ね・・・)
レ「それはさておき、ここは作者が無駄に没にしたり無駄に書いた設定を無駄に晒すコーナーなんですよね?」
ほ「レウォン君、君はそんなに心が歪んでしまったのかい? それとも本当に僕のこのコーナーは無駄なのかい?」
ヴ・レ・サ「無駄」
――早くもコーナー崩壊の危機・・・!
ほ「そんなこと言わないでくれよ~。これ書くのも結構大変だったんだからさ」
ヴ「トークが? それとも没第0章が?」
ほ「 ト ー ク に 決 ま っ て る だ rあ、あれ、なんかサトルさんのお手てがぽきぽき言ってるなぁどうしたんだろうなぁ」
サ「制裁してもいいか?」
ヴ・レ「OK」
――そこに残されたのは、わずかに耳へと残る後引く木霊のみだった、完(終わりません
第零話ver1
そこは、一面どこまでも広がる荒野だった。いや、廃墟と言うべきだろうか。
俺は初めて見る大地に足をつけて、辺りを見回した。
そこには、わずかな植物を除いて、生き物の気配がなかった。
元は街路樹として植わっていたであろう木も、数本を残して燃えかすと化していた。
こんなにも憧れていた世界がこんな世界だというのは、なんとも悲しい現実ではないだろうか。
核戦争。話には聞いていたものの、ここまで酷いものだとは思わなかった。
磨き上げられたガラスが壁面一面を覆っていたであろうビルも、今ではそのすべてが無残にも砕け散り、枠内に張り付いているわずかなガラスしか残ってはいない。
道路に乗り捨てられた乗用車。中には黒い塊が見える。想像通りなら、それは人型をしているに違いない。そこまで想像して、俺は気分が悪くなる。これ以上想像することは危険だろうと思い、そこで思考を止めた。
核兵器の物理的な破壊能力は、熱線が放射状に放出されたことによって、その射線上にある物体が熱に晒されること、そして爆発の衝撃波によるものらしい。
つまり、地下駐車場にある乗用車ならば、動く可能性が少なからずあるということだ。いや、間違いなく無事だろう。
俺は辺りを見回し、それらしい建造物がないか探す。
「デパート利用者はこちらの駐車場へお回りください……か」
俺はその案内に従って、矢印の方へと歩き始める。
「これなら無事かもしれない」
道路の真ん中にぽっかりと開いた入り口。看板に地下駐車場と書かれたそれは、まさに彼が探していたものだった。
「皆……無事だといいんだけどな」
彼はそう小さくつぶやくと、闇をたたえる入り口へと、まっすぐ歩いていった。
レ「というわけで読者の皆さんいかがでした? この短くも核戦争で世界終わった感MAXの第0章は! これはどうやら僕が見る夢の一つの案だったらしいです」
ヴ「でも、いきなり混沌カオスお先真っ暗ていうのはどうかってことで考え直したらしいわ」
サ「正論だな。あの作者だけに悔しいが」
レ「あれ? ほーらいさんはどうしたの、サトル?」
サ「簀巻きにして魚雷艦の雷管代わりに詰めてきた」
レ「わーお、それって人間魚雷でしょ! デンジャラスだね!」
ヴ(レウォンってこんなにダークな性格の子だったかしら・・・。作中では会ってないけどこんな子じゃなかった気がする・・・)
ほ「そ、その通りだ!」
レ「わぁ! ほーらいさん奇跡の魚雷艦脱出してきたんだね!」
ほ「雷管変わりじゃなくて炸薬50%減らしてその空いた領域に突っ込まれたんだよ! てか思いっきり爆殺体制整ってるじゃねぇか! 戦時中じゃなきゃ発射されて死んでたぞ!」
サ「……チッ」
ほ「チッじゃねーよ! 神の力を見せてやる! 必殺! 想起!」
サ「魔法・・・だ・・・!?」
ガシャーン!
ヴ「う、うわぁ・・・ビルの窓ガラス突き破って落ちて行ったわね」
レ「ヒロキ君のときは外に工事現場の足場あったからいいけど、今回はないね・・・」
ほ「神の力を侮るとこうなるのd・・・ひぃ!?」
???「サトルさん殺したのね、サトルさん殺したのね・・・?」
ほ「ああああのユリさん? 首にルーラー突きつけるのやめましょうよそれヒートソードだから熱いんだよねえちょっとあちちちちちちちち」
ヴ「同じヒートソード使いだからわかるわ。あれは熱いわ」
めちゃめちゃな状態で次話へと続く!