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私が気になっていた男性に私はこう言われた! ”お前の涙はドブ臭い、心から泣けないなら涙を流すな!“

作者: 七瀬





”私が気になっていた男性に私はこう言われた! 

お前の涙はドブ臭い、心から泣けないなら涙を流すな!“




・・・私は今まで”嘘泣きをして男を騙してきた。“

男の人って、”女の涙に弱いって言うじゃない!“

あれって本当なんだって実際にやってみて良く分かったの。

私が泣くと男の人達は凄く私を心配して何でもしてくれるわ!

中には私に”お金もくれる男性も居たのよ。“

だから私は女の武器を最大限に使い、男性の前では弱い女を

演じていた。




だから今回も私が最近、気になっていた男性に他の男性のように

彼の前でも泣いたのだけど彼には全く通用しなかった。

それに私が彼の前で泣くと? 彼は私を冷めた目でこう言ったわ。

”お前の涙はドブ臭い、心から泣けないなら涙を流すな!“

こんなの初めて、女の涙が通用しない男ってこの世に居るの?

私はこの日からより彼の事を好きになってしまった。

この男性ひとをどうしても私に振り向かせたい!

どうしたら彼は私を好きになってくれるのか?



『”陽太、少し手伝ってほしい事があるんだけどいいかな?“』

『えぇ!? 何?』

『”私が好きな男性に私の事を好きにさせてほしいの!“』

『はぁ!?』

『私、本気よ!』

『”じゃあ、何時もみたいにアレで落とせば?“』

『無理だったのよ。』

『泣いて無理だってって事?』

『そう!』

『嘘だろう、今まで落ちなかった男なんて居ただろう?』

『まあね。』

『世の中に、愛生の涙で落ちない男がこの世に居るなんて想っても

みなかったよ。』

『陽太だって落ちなかったじゃない!』

『オレは元々ゲイだから、女の子の涙なんかには落ちない。』

『私ね、彼の事が本気で好きになったみたいな。』

『”愛生が本気で好きになった男なら、絶対にイイ男だろうね。“』

『うん!』

『仕方ない、手伝ってあげるか。』

『ありがとう、だから陽太って大好き!』

『だからオレはゲイだから落ちないって。』

『”じゃあー今の彼、私にも一度会わせてよ!“』

『まだ駄目! もう少ししたらちゃんと会わせてあげるよ。』

『まあいいわ、楽しみにしてるわね。』

『うん。』






・・・私はこれまで泣けば男性が私に近寄って心配して

何でもしてくれるものだとずっと思っていた。

だから本気で泣いた事なんか今までないのよ。

泣き方も分からないし、そもそも涙も出ないと思う。

いつもポケットには目薬が入っているし、泣いてるフリをするのは

私にとってとっても簡単な事だけど。

それを見破る男性なんて一人も居なかったわ。

噓泣きをする事に自信もあったのよ!

でも彼は完全に私の化けの皮を直ぐに見破った。

だからこそ! 彼を落としたいと私は思ったのかもしれないわね。




『またお前かよ。』

『そんな言い方酷くない?』

『酷いのはどっちだよ、そうやって男のまで嘘泣きして騙してたんだろう!』

『・・・そ、そんなんじゃないわよ、』

『でもな、俺の目は騙せないぞ!』

『見て直ぐに分かったって事?』

『ああ~泣いてないのが丸わかり!』

『・・・・・・』

『”今まで嘘泣きして男から幾らもらったんだよ?“』

『失礼ね!』

『でも本当の事だろう。』

『・・・・・・』

『”心が汚いのが見て分かんだよ。“』

『見て分かる?』

『他の男どもがお前に騙されても俺だけは絶対に騙せないからな!』

『・・・・・・』






 *






・・・私は彼にそう言われて半年以上会えなくなる。

でも私は絶対に彼の事、諦めないんだから!

あんな男性ひと、二度ともう現れないかもしれない。

だったら? いつか時間がかかってでも彼を私が落とすと決めてるのよ!



最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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