D o n’ t L a u g h I t O f f
●分かりやすくはなったが、良くも悪くも「ベタ」な作風に傾いた印象が。
【収録曲】
1.そのとき
2.いとおしい日々
3.Feel
4.doll
5.声
6.春の嵐
7.愛について
8.cure
9.tears
10.ランナー
11.未来地図2025
12.Burning
13.don't laugh it off anymore
約2年振りとなる羊文学のアルバム。タイアップ曲が5つほど収録されている構成は前作と同じなのですが、今作は比較的キャッチーな面が強調されている感じでしょうか。中でも『Feel』や『Burning』はサビで明確に盛り上がる印象があり、歌詞に関しても「思うように羽ばたいて」や「ここに気づいて」等といった「分かりやすい」フレーズが目立ちます。
好意的に捉えるならば、メロディの弱さがやや改善されたように思うのですが、ある意味「ベタ」な作風に傾いたとも言えます。確かに彼女達のようなシンプルなギターロックは「最近の売れ線」ではないかもしれませんが、「個性」という観点で見れば前作の方が上回っていた印象も。
個人的には『そのとき』や『未来地図2025』のような、曲全体を通して盛り上げていく楽曲の方が彼女達の魅力がよく出ていると思うんですけどね。まあ、CMやアニメ、ドラマのタイアップなら短い時間で聴き所を作る必要があるでしょうし、今作はそういった要望と折り合いを付けた作品なのかもしれません。
評価:★★★★




