エゴを通す
彼の話を始めよう。
嘘つきは泥棒の始まり。と
言いますが、どうなるでしょう。
箕田英雄は
普通の中学二年生で、
彼には夢がある。
英雄になる事である。
英雄になるのは
彼からしても難しいと理解はしてる。
悪は勝手に増えるし
正義は折られたりもする事を
漫画や小説で理解してる。
なら、折られないために如何するべきか。
「難しいよなー。これ」
彼は、自室でノートを開き悩む。
ノートには、
悪が悪い。
正義は誰にあるか。
と、書いてある。
「悪い人を、
どーにか、するのは警察官。
即ち、警察官は正義!!
流石、俺、天才じゃん!」
ノートに書き加えて行く。
悪いことをしたら
親や先生に怒られる。
→なら、
同じ管理する側になれば良い。
良いことをしても
悪いことをしても
褒められるし怒られる。
→ルールを固めれば良い!
「俺が規準に相応しいし、
模範的な正義に、
警察官に俺は、なる!!」
ノートを本棚に直して
新たなノートを取り出して
1枚目に
身近な悪を探して正す。と書いて
箕田英雄は
身近な悪を思い浮かべた。
それは中学校で起きてる虐めだ。
すべては英雄になるための試練と
箕田英雄は考え
自己を貫き、自身の善行を通す事を
彼は、決めて行使するために
とあるSMSにスレッドを建て
それらしい大義を偽り
相談を開始した。
段取りとしては
全てのお小遣いを使う決意を固めた。