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Automatic writing  作者: 半信半疑
69/73

0069

<ノータイトル>


 ひまわりの無垢

 方

 今しがた挨拶

 つれない猫の額

 冗談のような雨

 跨ぎつつ屈伸

 執着の布切れに久しく忘れ

 震えざるコ 

 構図 音の流れ

 堕ちていく体温

 真夜中の講談社

 きれいに割れた唇

 ふざけてばかりの

 道化の化粧

 太陽の瞬き

 一瞬の海岸

 触れたはずの熱が消える

 見過ごした寝過ごした相対した

 空回りの車輪に紛れ

 争いの絶えない廓

 呪い士を呪い祝い

 盲目的に差し向ける夏

 散っていく花束

 あでやかな影法師

 空に消える大輪に

 もうすでに冬を投げる

 素振り素振り

 そろそろ終わる

 念願の茶番

 包まった毛布の暖かさだけが真実で

 青に沈む君は綺麗

 指が取れて耳がしぼんで

 明日の奇跡を羨んで

 そうしてまた口結び

 かけた約束の成就を願う


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