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Automatic writing  作者: 半信半疑
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0067

「四角形の階段」


 マラカス鳴らして三千年。

 情報社会に警告を鳴らしたブービートラップの右。

 初めてはいつだって失敗を増やし、

 さし水に蒸れていく感覚。

 ヒキコロシのムササビ、正面の踊り子。

 木霊の問いに答えるものはおらず、

 不確かな運動場。

 音が死んで、

 物乞いのようにあえぎ、

 グラつく奥歯に手をやり、

 花壇の花を一つ残らず引っこ抜く、

 むせ返るような甘い蠱惑。

 瓶底の地獄で一人、拍手を繰り返している。

 動かない時の狭間で、

 間違い探しのドリルを解いている。

 目覚ましが鳴りやまない、

 呼吸が止まらない、

 妄想が立ち行かない。

 午前二時に維持する正、

 物憂げな清浄、

 神社の階段二つ飛ばしで上りきり、

 洒落にならないシャレコウベ、

 人体の神秘を語り、

 まっさらな気持ちで海を見る。

 誰もいない空で右手を一振り、

 もはや映り込む余地もなし、

 握りしめて球体の死滅。

 続かないままで、落ちていく中で、

 望むこともせずに、

 暮らすことを覚え、

 夜の彼方は訪れず、

 穴の底深くを覗き込んでいるような錯覚を見せ、

 まざまざと掠れおちる花束。

 束ねた憂鬱に優劣をつけ、

 どこまで行ってもただの平凡。

 絆創膏をはがして、

 瘡蓋に紙煙草の煙。

 燻らせた肺の動機。

 耳をちぎり、餡子を詰める、

 分け与えた御霊のお礼を忘れていたら、

 届け出をください。

 赤い椅子を放り、

 チャイムの響く廊下で用を足す。

 無制限の一日、

 繰り返すばかりでどこにもいない。

 明日は何をしようか、

 屋上から見る遠い景色。

 雷の映える丘で、誰かが来るのをずっと待っていた。

『さよならを教えて』を聞きながら。

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