0062
<ノータイトル>
終末にやってくるサンタの赤色
耳鳴りがやまず、
死に際の叫び声
交差する視界の先に見える黄金
木霊は響くよ何処までも
口の寂しさを埋めるために、
朝焼けに口づけを落とした
問答の果てを、おい
見付けたはずの青い鳥
最終電車を破壊したのち
故郷の大きな時計塔
無作為に選ばれた人生
ここまで来たのは誰の思惑
今声をあげよ
素敵なステッキ7 振り回して困惑
少女は魔法が使えない
紫の煙を追いかけ
急な雷雨に耳を疑う
斬首を執行
刃はじけて
エヅき始める渡り鳥
妄想のし過ぎで境を見失い、
遺言の在りかは「ついぞわからずじまい」
雲のなびくさまを眺め
真っ赤に燃える血の跡を辿り、
地面の湿り気を罵倒し、
所業を繰り返したイチゴの香り
摩耗するばかりの魂に下げかけた豆乳
乳が大事なんなんだ 乳が
破裂した果実を思わせる管楽の
模倣する最新危機
ここまで付き合ってくれたのに悪かったな
目覚めた悪意にさよならを
発芽した種の双璧を崩し
痴れ者のたわ言をおうむ返し
見えない
見えない
呼吸が枯れる
死んだ
死んだ
ネズミの眠り
左右に消えていく灯
天使のわっかが欲しかった
土は固いままで 無傷とはいかなくて
壊れたブリキの硫黄
大きく開けた胸の穴
惚れる前に瓦解する城
難しいことを考えず
明日の夜空に約束を
儘ならぬ xx
怒気が忘れ去られて幾星霜
たまりにたまった最終通告
これがまた怖いんだえ
手品師にでも会いに行こう
夕焼けを追って その先はわからない
<memo>
・チェンソーマン9巻のPV曲を聴きながら。
・直接打ち込み。




