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Automatic writing  作者: 半信半疑
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「夜更かしをした日」


 肉体に縛られたままで、

 何処にもいけやしないと嘆く

 妄想ばかり繰り返すのは、

 逃げ道を見つけたくないから

 どうしようもないって言ったら、

 甘えるなって叱られた

 吐き出した言葉の意味さえ、

 分からずにいたんだ


 このまま消える方が多分、

 後腐れがないんだと思う

 蒼い青い空に伸ばした手の中に、

 私のものは一つもなかった

 衝動は唐突にやってきて、

 一瞬だけ光って消える

 虹の先が気になったのは、

 今は遠い過去のこと


 鼓動の意味を知ったのは、

 まだ見ぬ未来の出来事さ

 意味が無いままだと、

 話すことさえできない孤独

 突発的に酔って、

 漏れ出した言葉を紡ぐ

 そこに意味や価値があるのかは、

 私には分からない


 無印の中に何かを見つけて、

 扉の枠を書き足した

 木の群れに突っ込み、

 紛れて消える夢を見る

 始めた途端に降る雨が、

 やけに冷たく感じた夜

 寒くて寒くて、

 震える体を捨てたくなった


 逃げ出した先には誰もいなくて、

 一方的に宙に浮かんだ言の刃

 右手は拗ねているのか、

 左手は宥め続けている

 砂浜に書いた言葉が、

 波にさらわれていく

 ゆっくりと沈む月に、

 静かに別れを告げた


 エヴァのmad動画を流しながら。

 比較的、言葉の行儀が良い。

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