表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Automatic writing  作者: 半信半疑
57/73

0057

<ノータイトル>


 身から出た錆、いきりたつ四十肩。

 紅出づる夕暮れの戸惑い、最終電車に乗った先、君の行く末、地獄ゆき。

 高価な街灯に爆裂チョップを一つ、後門の狼が嘆く。

 存在証明に必要な不在通知。

 くすんだ緑の蒙昧とした返答に囁きは消える。

 今日が明日であったなら、昨日が今日で会った薔薇、

 無視しがちな連載究明、本日のサプリはマンガン電池、

 いつになったら振り回す鉈?

 これしきの事で目を回すなど軟弱、口煩い血飛沫の姑。

 もういいから消えてくれないか?

 螺子のとんだ先にいた一般通貨おじ可哀想。

 触れるまにまに杓子定規。

 覚束ないレム睡眠の牢獄。

 後ろに蔓延る紫立ちたる雲、荒廃の象徴。

 カウント0で指差し確認。

 これからはいつだって幸福の裏返し。

 軌道集会場で殿狂い返し、しんがりの小悪魔。

 伸びすぎた罪を切る。最低の繰り返し。

 判事は君、被告も君。

 グルグルの擬音に紛れ、ここでない胡桃にロケットパンチ。

 飛びだした指先は戻ってこない。

 これからはずっと最終兵器。

 耳鳴りが止まない、おさまらない吐き気。

 苦し気に叩く胸の内、五臓六腑の不平不満。

 奴隷のカタリ刃、長長し尾びれの地引。

 余計な油が気になる。お年頃のニキビ潰し。

 さらば偶像、支配する神殿。

 質の伴わない罵詈雑言、熊の右手に月宿る。

 目が、耳が、張り裂けた口が、衝動の出まかせ、放射熱のビィーム。

 模造品が出回る木枯らし偽計術。

 鳩が飛んでいく青さに目が腐る。

 偽造崇拝の雁字搦め。夜闇に彷徨うナイトウォッチャー。

 右手が死んだ。

 摩耗したやすりをゴミ箱に放り投げ、新しく買ってきた股引を履く。

 塵は塵に、屍は話さない。

 労りは不要、告げる天使の薄笑い。

 左手は羨んだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ