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Automatic writing  作者: 半信半疑
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「昨日見た夢さえ覚えきれない」


 壊れる。意識が潰れる。

 途切れ続く先物、先端の鋭利、不自由な道化。

 笑い声がうるさい、嘲笑の勝ち越し。

 隙間風の戸惑い、触れるかどうかの好意。

 雪景色に求めたものは、痛いほどの静寂。

 擦り切れた胡麻の、無残な横顔にそっと平手打ちをした日。

 君の赤は温かく、ぬるりと滑る滑稽なユーモア。

 打ち砕く傲慢の、心地良いこと心地良いこと、

 其はまるで秋風の戯れの如く。

 囲碁を打ち、将棋の横入れ、

 魔法の魔の字に違和感を抱かないものたち。

 就業年齢には程遠いので、あの少女の願いは叶わない。

 不規則で規則的な螺旋の螺子。

 みんなみんな青色の下。

 袂を分かった友の右肩には、死に神の左手があった。

 よっぽど好かれていたのだろう。私は嫌いではない。

 綺麗な人刺し指に嫉妬、刺すならば肺が適当。

 くすんだ髪の、落ちきる前の驚愕には、

 暗く黒い悲しみがあった。

 かけらを拾い集めながら、日常にひっそりと沈む苦しみに出会う。

 あちらもこちらも合いたくはなかったと、小さく零した。

 夕日の赤があまりにもまん丸で、尖った石は砕け散る。

 なお、余所見運転はハンドルの苦手とするところ。

 無知蒙昧の意味を知らず、ただ床の上を転がるばかり。

 七転どころか百転すらも足りていない、数字上の無機質な視線ばかりが突き刺さる。

 無言の内に認めていた弱さを、曝け出す術を見失う。

 いや、最初から手に入れていなかった。。一度も手元にありはしなかった。

 小さき者たちの百鬼夜行は途切れない。

 何時までも響く、悲痛な慟哭だけが、宵闇の内に木霊していた。

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