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Automatic writing  作者: 半信半疑
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0005

<ノータイトル>


 急激な雷雨が近くの丘に生まれた。

 雨雲はまた雨雲を呼び、

 辺りには水気が満ちる。

 湯気の近くには立つな。狙われている。

 

 呼気と吸気の繰り返し。

 味を占めた狩人は、草むらを穿つ。

 矢は弓なりに飛んでいき、一匹の獣に当たった。

 小さな鳴き声が一つ、こだました。


 森は何もしないし、何もできない。

 木々を切り倒しても、ただ見ているばかり。


 切株に座る熊は子連れで、

 足元には二、三匹の子がいた。

 前足でお腹をかいている。


 そこに狩人はやってくる。

 木陰に身をひそませ、連射の構えをとった。

 弦を引き絞り、狙いを定める。

 矢は、今か今かと待っていた。


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