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Automatic writing  作者: 半信半疑
36/73

0036

<ノータイトル>


 悩み多き青年の青き髭に問う。

 瓶底の仮説に偽りあり。

 雄々しくたつライオンの鬣にいたずらをした、

 少女の亡骸を捨てよ。

 金切り声の主は唐突に降ってくるだろう、

 明日は雨だ。ずっと雨だ。いつまでも雨だ。

 止まない雨ばかりが訪れ、朝日は涙目。

 休日の一筋さえ、あの金魚は厭う。

 笹野はサラサラ、軒並みに充血。

 傍らにひかえる夫婦の営み。

 ましら賢しく、反旗翻す獣の不浄。

 着物は長いので切り捨てた。伊藤と武田は無事だ。

 悪魔は遠くに放り投げたので、ここには天使の羽は無い。

 k値を勘ぐり、慈悲の目潰し。

 マーラ、マーラ、マーラ。トライアングルの包囲網。

 安息の芋はゆで上がり、のぼせた親父が蛾成る。

 敷居の高いふんどしの結び方を知らず、

 大海に漂う漂流物を拾っただけ。それだけ。

 たくあん師匠の戯言は後回し、世界は破滅に満ちている。

 給食室の叔母ちゃんは言った。「這い出る混沌、闇夜に捨てよ」

 事情は分からんけれども、明日宝は生えてくると思う。

 多分ね。多聞。

 知り過ぎたので偏りを引き起こす。

 引っ越すのはリス。かじる幹にプルーンの連なり。

 バルーン広場に娘子が一人。影法師が長くなる。

 穏やかな顔をしたきりきり舞い。

「空の彼方にラピュタが飛んでる」 そう言った男は地上に落ちた。

 落下する夕方の胸騒ぎにドキドキ。

 九十五度の願いごとを囁き、あの日の涙は木に育つ。

 どこまでも青空。どこまでも闇夜。

 苗木の生臭さを忘れ、咲き誇る花梨を忘れ、往生する和尚も忘れた。

 最後の日取りにございます。休暇は後の世のアダになりましょうぞ。

 文字通り先駆け。

 本当? 魔性の気流に乗って、象を見るの?

 あぁ、魔人が許してくれたのだ。

 興味のない赤色は黙って、指先の海馬に身を落とした。

 苦情なら切り捨て、傲慢なら逆立ち。

 ほら、いよいよだろう?

 薪割りが日課だっていつ言ったっけ?

 覚えのないのっぺらぼうに伝言を頼む。

 三日後にハワイで会おう。

 そこで決着だ。言うこともない決着だ。

 ただし、たくさんの嫁は会場に置いてくること。

 鼻水はきちんと噛むこと。

 母の手を引くこと。

 検査は全てを見通す瞳の知り合い。


 直接打ち込み後、誤字修正。

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