0036
<ノータイトル>
悩み多き青年の青き髭に問う。
瓶底の仮説に偽りあり。
雄々しくたつライオンの鬣にいたずらをした、
少女の亡骸を捨てよ。
金切り声の主は唐突に降ってくるだろう、
明日は雨だ。ずっと雨だ。いつまでも雨だ。
止まない雨ばかりが訪れ、朝日は涙目。
休日の一筋さえ、あの金魚は厭う。
笹野はサラサラ、軒並みに充血。
傍らにひかえる夫婦の営み。
ましら賢しく、反旗翻す獣の不浄。
着物は長いので切り捨てた。伊藤と武田は無事だ。
悪魔は遠くに放り投げたので、ここには天使の羽は無い。
k値を勘ぐり、慈悲の目潰し。
マーラ、マーラ、マーラ。トライアングルの包囲網。
安息の芋はゆで上がり、のぼせた親父が蛾成る。
敷居の高いふんどしの結び方を知らず、
大海に漂う漂流物を拾っただけ。それだけ。
たくあん師匠の戯言は後回し、世界は破滅に満ちている。
給食室の叔母ちゃんは言った。「這い出る混沌、闇夜に捨てよ」
事情は分からんけれども、明日宝は生えてくると思う。
多分ね。多聞。
知り過ぎたので偏りを引き起こす。
引っ越すのはリス。かじる幹にプルーンの連なり。
バルーン広場に娘子が一人。影法師が長くなる。
穏やかな顔をしたきりきり舞い。
「空の彼方にラピュタが飛んでる」 そう言った男は地上に落ちた。
落下する夕方の胸騒ぎにドキドキ。
九十五度の願いごとを囁き、あの日の涙は木に育つ。
どこまでも青空。どこまでも闇夜。
苗木の生臭さを忘れ、咲き誇る花梨を忘れ、往生する和尚も忘れた。
最後の日取りにございます。休暇は後の世のアダになりましょうぞ。
文字通り先駆け。
本当? 魔性の気流に乗って、象を見るの?
あぁ、魔人が許してくれたのだ。
興味のない赤色は黙って、指先の海馬に身を落とした。
苦情なら切り捨て、傲慢なら逆立ち。
ほら、いよいよだろう?
薪割りが日課だっていつ言ったっけ?
覚えのないのっぺらぼうに伝言を頼む。
三日後にハワイで会おう。
そこで決着だ。言うこともない決着だ。
ただし、たくさんの嫁は会場に置いてくること。
鼻水はきちんと噛むこと。
母の手を引くこと。
検査は全てを見通す瞳の知り合い。
直接打ち込み後、誤字修正。




