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Automatic writing  作者: 半信半疑
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「モノノ怪 座敷童子 視聴後」


 松の内に生まれた光が、

 育ち、苦しみながら呼吸する。

 夢はやがて黒色を帯びて、時が絶つ。

 白き子の声が響いた夜に、滴零れる。

 どうってことない日常の泡は、

 水の底に消えていく。

 草木くさきの香りで満たされた孤独を

 ゆっくりと埋めるのは、

 これで良いんだという自己の諒解。

 雨は冷たさを増すばかりだけではない。

 人恋しさから得る温かさもあるのだろう。

 雪は降り落ちてくる。

 望まれてかどうかは知らない。

 けれど、

 そこに海の優しさがある。

 綺麗なうしおの、

 清らかな抱擁。

 天は涙し、地はそれを受け止めた。


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