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Automatic writing  作者: 半信半疑
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0001 

「日暮れの狼」


 日が暮れて。

 夕は、

 終わりを告げる。


 帰ろう、帰ろう。

 元いた場所へ。


 あと少し、あと少し。

 もう少し、もう少し。


 狂わせた計画が

 元通りになるまで。


 もう少し、もう少し。

 あと少し、あと少し。


 元いた場所へ。

 帰りましょう、帰りましょう。


 終わりを告げる。

 夕は、

 日が暮れた後に。



「会話する猿」


 やってきた恐竜に、

 爽やかに挨拶。

 やぁ、君は元気かい?

 彼は何も言わず立ち去ってしまった。

 いや、

 彼女だったのかもしれない。


 転がっていく石は、

 忙しない。

 優雅な会話も拒否されてしまったよ。

 ご機嫌いかが?

 何て言ってもみろ。

 たちまちプッツンだ。


 隣の芝生の青さを、

 最大限に褒めちぎったのだが、

 どうやら勘違いされたらしい。

 純粋な気持ちは、

 目に見えないものだから、

 盲目のばあさんには伝わらなかったようだ。

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