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揺れるブランコ

作者: 天川裕司

初めまして、天川裕司です。

ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。

また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。

どうぞよろしくお願い致します。

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


【アメーバブログ】

https://blog.ameba.jp/ucs/top.do


【男山教会ホームページ】

https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/


【YouTube】(不思議のパルプンテ)

https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos


【ノート】

https://note.com/unique_panda3782



【YouTubeドラマにつきまして】

無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、

お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。

基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。

創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪

出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬

でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします(^^♪


タイトル:揺れるブランコ


ある日、公園で、1人の女の子と友達になった。

私もその公園によく来ていて、

それまではあんまりひと気がなかったのに、

その日は数人の子供たちが先に来ており

その中でブランコに乗ってる女の子が居た。


「へぇ。今日は結構賑やかだね」

なんて思っていると、1人減り、2人減りして、

結局、そのブランコに

乗ってる女の子だけが残ったんだ。


私は私でしばらくベンチで休憩していて、

またウォーキングに行こうとしていた。


でも、チラとその子のことが気になった。


そのうちブランコを降りて

友達の所に帰って行くんだろう

と思っていたその子は

ずっとブランコに乗っており、

全然降りようとする気配もない。


ただずーっとギーコギーコやってるだけで、

ちょっとうつむき加減ながら

なんとなく寂しそうにも見えてくる。


「なんで皆の所に一緒に行かないんだろ」

と思った私はついその子のそばに行って、

「こんにちは♪」と声をかけた。


その時自分の昔を少し思い出したからだ。

もしかしていじめられてんのかな?

無視されたりとかしてるのかな?

と思ったから、

その子のことがなんとなく

他人事には思えないようになってしまい、

そばに近づいたのだ。


すると私の予感はなんとなく当たっていた。

なかなか奥手なその子は皆の輪の中に

なかなか入って行けなかったようで、

普段からこんな感じだったと言う。


なんとなく又可哀想に思えてくる。

その時ちょうどアイスクリームを

売ってる屋台が近づいてきた。

「へぇ、珍しいなぁ」なんて思いながら

その子の方を振り返り、

「ね、アイスクリーム一緒に食べない?」

と言ってあげた。

するとその子は「うん」とうなずき、

少しだけ笑顔を見せてくれた。


そしてアイスクリームを買って

またその子のところに戻ってみたのだが、

「あれ?」

居なかった。


ただブランコがギーコギーコ…

とさっきみたいに揺れている。


して居るとさっきの子たちがみんな帰って来た。

またこの公園で遊ぶみたい。


そして私はその子たちの方へ近づき、

ブランコに乗ってた

さっきの女の子のことを聞いてみた。


するとみんな口を揃えて

「そんな子いなかったけど?」

「ブランコは私が乗って遊んでたのよ?」

と言う女の子さえ居た。


私がさっき出会って居たのは…?



(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!

お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^


動画はこちら(^^♪

https://www.youtube.com/watch?v=zrdtl6gQMgQ

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


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