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プロローグ
あらすじと同じ内容です。
ミドルガルドのブルー地方の一王国『マルス王国』は隣国の『アスティア王国』と建国当初から同盟関係にあり、マルス王国はアスティア王国の後ろ盾に繁栄していった。しかし、アスティア王国は突如同盟を破棄してマルス王国を侵略。マルス王『カーネル=フォン=マルス』は12歳の若き嫡子『アスラン=フォン=マルス』に亡命を命じ、国と命運を共にした。
マルス王子アスランは養育係の老執事『ジェイソン』と若き兵士達に連れられ、ブラーガルドの『コロニーヘイム』にある、巨大筏『コロニー・フィオナ』に亡命する際、『アスラ=ルーン』を名乗り、そこで出逢った領主の娘『ドルフィナ』と共に『AU』としての訓練を積んでいた。亡命から三年後、アスラ達が本土『アクアヘイム』で『雫の紋章』を授かって戻って来た時、コロニー・フィオナがブラーガルドのゲリラ組織『BBB団』の襲撃を受ける。この事件が自分達や世界の命運を大きく揺るがす事になる事をアスラ達は未だ知る由もなかった。