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ゲームは狐と共にあり  作者: フィング
第4章みんな個性豊か
84/132

83 仲良く作戦会議

21時56分。ぎりぎり寝る前までに書き終えれた…


 青空騎士団が攻めてくるといった情報を、ソーラ本人から聞き出した。

 そこで、ギルド狛狐の皆で作戦を立てたのだった。

 少しその日をさかのぼるとしよう。


 =☆☆=☆☆=☆☆=


 円卓を囲みそれぞれ案を考える。しばらくの沈黙の中、最初に口を開いたのはジェフリーだった。


「やっぱり、鍵になるのは現在使われてる諜報員だろうネ」


「それはー、何故ですか?」


「今回騎士団が実行しようとしてるのは情報戦。真っ向からの勝負ではなく、コチラ側の地形と敵の位置を正確に把握した上で最善の戦略をとるつもりだろうヨ」


「確かに。そうでなきゃ諜報員なんていりませんよね」


「ソウ。だから、その諜報員をコッソリこっち側に引き入れて、騎士団を撹乱しようというわけサ」


「その場合、スラムの連中にこの事を共有するのは、その諜報員を引き入れてからですね。そして、嘘の情報を騎士団に伝えさせ、有利だど油断してる相手に作戦の裏をかいたカウンターを決めればいいですね」


「そ、そうだネ。理解がお早いことで…」


 ジェフリーの見せ場を半分奪ってしまった気がするが、まあいいだろう。円卓にうつ伏せる彼は放置して話を進める。


「そのためには、その諜報員との接触。及び引き入れるための誘導。その過程を、ソーラ達に悟られない事が重要だな」


「なんか、難しー話だなー」


「とても、難しー会議だねー」


 双子のクロムとノアルが頭から湯気を出し、円卓にうつ伏せる。あれ、これ起きてるの狐影とホーさんだけじゃね?


「それならワタクシにお任せあれ。諜報員を引き入れるのに適した人材は他にいないだろうしネ。狐影なら分かってくれるかナ?」


 起き上がったジェフリーが、率先して名乗りを上げた。


 確かに、受け入れやすい陽気な性格と、何考えてるか悟られにくい彼なら適してるだろう。


「じゃあ、そこは任せる。あとは諜報員との接触方法だが、自分がリアルでソーラに接触して、この場所を嗅ぎつけさせる。同じクラスメイトととして気にはなるだろうし」


「大丈夫なのかい?向こうが攻める先に友達のいるギルドがあるって教えたら気まずい空気になりそうだがねぇ」


「あ、そこは問題ないです。仲が悪いので」


「あ、そうなのね」


「むしろホーさんの方が気まずそうですよ、その諜報員に顔知らされてそうですし」


「それもそうだったね。今もまだ、青空騎士団に捜索されてる身だからね。作戦実行時には奥の部屋に隠れてるよ」


 だがその当日、ギルドで起こる珍事件のせいで隠れる前に顔を見られるとは思いもしないだろうが。


「では、やるべきことが見えてきたね。作戦の手順はその時その場でメールを送るようにしていきましょう」


 =☆☆=☆☆=☆☆=


 これで、緊急会議を終了した。

 そして現在、その諜報員を誘う段階まで来た。この日この場で引き入れが上手くいかなければ、今後の行動に支障が出るだろう。


 ここは、ジェフリーの話術にかかっている。

次回、土曜日投稿予定。

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