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ゲームは狐と共にあり  作者: フィング
第4章みんな個性豊か
60/132

59 強者出現

モブキャラ……じゃなくなってきてる件

 大会二日目。

 現実(リアル)では全国的にきれいな空模様が出ているとのこと。だがそんな事実には目もくれず多くの人達がグランド・エデンにログインするのだった。


 狐白もその一人であり、朝早くからゲームを立ち上げていた。


「さて、軽く観戦でもしとこうかな」


 ゲーム内からも試合が観られるので、さっそく観戦してみる。


 全ての試合でAIによる実況が行われており、見るだけでもかなり楽しめた。


『さあグリコ選手、怒涛の魔法攻撃を繰り広げています。戦況を打破する者はいるのでしょうか』


「あ、グリコさんだ。相変わらず迫力はあるけど…」


『おっと攻撃が止んだぞ!?これはまさか、MP切れだー!』


「それで、リンさんがグリコさんにとどめを刺して一位と…」


 なんやかんやでリンが戦う姿は初めてだった。

 彼女が持つ武器は特殊で、リング状の剣をヨーヨーのごとく振り回す姿はまるで踊り子だった。


「剣には魔法属性が付いてたし、役職(ジョブ)は魔法剣士といったところかな」


 他にも、知ってるプレーヤが多く参加していた。


 赤魔女さんこと【バイオレット】さま?、ドSに磨きがかかってます。

 フルメートになってる【ジャン】さん、なんか久しぶりです。

 闘技場でなんか印象に残ってる【ミケ】さん、彼女はケットシーです。

 陽気なピエロの【ジェフリー】さん、相変わらず不気味です。

 金霊狐の【ホムラ】さん、ちょっと装備変わってますね。

 双子の【ノアル&クロム】、お互いソロでも大暴れ。


 そして…


「青空騎士団の【ソーラ】ね…最初の速攻具合が似てる。考えることは同じかよ」


 相手が狐白だからと手加減する気はないらしい。

 こちらも真剣にいかなければ勝てなさそうだ。


「じゃ、自分も行きますか」


 =☆☆=☆☆=☆☆=


 あれから何試合行ったかは覚えていない。だがその全てを一位で飾っていることは覚えている。


「銀霊を対策するプレーヤーや立ち回りに頭を使うプレーヤーも増えて来たけど、問題なさそうだな」


 そうして油断し始めたころに、彼が現れた。


「残り1人。あそこにいるプレーヤーを倒して終わりだ」


 この背後からの奇襲で今回も難なく終わるはずだった。


「だがしかーし、終わらんのだよお嬢ちゃん」


「なっ!?」


 その()攻撃を防ぎ、白夜を跳ね飛ばす。


「す、すごい馬鹿力ですね」


「ペン回しの達人とは俺のことさ。さあ、共に戦おうじゃないか白霊狐」


 彼は同じ船に乗って旅をした一人だ。深い関りはないものの、個性的だったのでかなり印象深かった。


「銀霊!」


「きかん!こんなもの全て薙ぎ払ってくれる」


「なら、クナイで」


「だからきかんと…どこに行った」


「ファントムミラージュ」


「お、増えた?」


「これで仕留め…」


「増えたところで、無駄なものは無駄だ!」


 槍をとにかく振り回し、背後からの攻撃も真上からでも全て攻撃を相殺されてしまう。


「今ここでお前を倒し、名声を挙げさせてもらう」


「やれるもんならやってみなさい」


 普通に戦っても勝率は半分程度だろう。ここで連勝を止められる分けにもいかない。


「一応警告しとく。ペンさんはこれを全て相殺しきれる?」


「何が来たって問題はな…い。何ですかその炎?」


魂狐(コンコ)霊炎(レイエン)。形が違うだけで銀霊と同じやつだよ」


「…ご説明感謝しとくよ」

次話、月曜日!

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