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ゲームは狐と共にあり  作者: フィング
第4章みんな個性豊か
58/132

57 どうするべきか

 総合評価の伸びがよく、嬉しい限りです。

 今後とも宜しくお願いします。

 放課後の教室にて、関わりたくないあの三人に目をつけられてしまった。

 だが、大会の話には興味がある。それ以外にも、聞きたいことがあった。


「それより煉。今の口調、もしかしてソーラか?」


「良くわかったな…まさか狐白ちゃんもグランド・エデンをプレーしてるのか!」


「……まあ、ね」


 本当ならここで話す予定ではなかった。しかし、相手がソーラなら別だ。


「なら話は早い。共にゲームをプレーしようじゃないか」


「お断りします。ろくな目に合わないので」


「な、何故だーーー!」


「いや、本当になんで何だ?」


「君たちが学校で意地悪するから…ってのもありますが、何よりホーさんの信用が無いからですね」


「お、お前。ホーの知り合いなのか!?」


「嫌われてましたよソーラさん」


「グハッ!」


「ソーラが精神的にダメージを受けた」


「このダメージを巧弥に移行!」


「ぐわーー!」⇐とばっちりで死亡


「何この茶番」


 本当に何を見せられてるのだろうか。呆れた狐白はそそくさと帰ることにした。


 ホーさんのことも知ってるようだし、これで青空騎士団のソーラだと確定できた。

 会話からして、巧弥や大介も同じギルドに所属してるのだろうか…?


=☆☆=☆☆=☆☆=


 狐白はグランド・エデンにログインし、すぐさまホーに連絡を取った。


『なんだい狐影や。無事イスティアにはついたのかね?』


『はい、おかげ様で。今回は青空騎士団のソーラについて話したいことがあります』


『なんだって!?まさか、何かまた悪さをしたんじゃないかね』


『いえ、そうではありません。実は、現実(リアル)っでソーラと出くわしたのです。なんか同じクラスの人だったようで』


『まさかそんなことがあるとはね。あんた、こっち(ゲーム)での正体言ってないだろうね?』


『もちろん言ってません。ろくなことがないので』


『それでいい。まして、本物かどうかもわからないしね。人気プレーヤーを名乗るお偽物かもしれないからねえ』


『それもそうですね。では明日、詳しく聞いてきます』


『あんまり無理すんじゃないよ』


『はい』


 やはりホーさんは優しい。あのソーラとは大違いだ。


 しかし、あの煉がソーラを名乗る偽物だとは考えにくい。雰囲気も似ていたが、感情の色がよく似ていたのだ。


 今まで感情の色や形で人を識別したことはなかったが、双子のクロムとノアルでさえも全く同じ感情を持っていなかった。


「感情で識別するなんて、ほんとうに心を読んでるみたいだな」


 昔はこの感情を読み取る能力のせいで、心を読む君の悪い子供と忌み嫌われていた。そうなるのにもうなずける。


「どうしてこうなったんだっけ?えーと確か……覚えてないな」


 何かきっかけがあったのではと考えてみるも、まだまだ小さい頃からの記憶なので思い出せない。


「とりあえず保留。このイスティアにある町の散策としよう」


 ここイスティアは前の島と違う風景が広がっていた。

 水色の水晶が所々に突き出しており、空飛ぶ小島や渓谷らしき穴が見られた。


 それらはきらびやかとして、よりファンタジーらしさをかもし出していた。


 そんな風景を背景とした街のの名は『アルデン』と言われており、白と水色を基調とした建物が特徴的だった。


「まさしく異世界の近代都市。ここ好きだなー」


 話しによれば、この街の地下には大迷宮が広がってるらしく、完全攻略を目指さんとするギルドが多いため、そのための施設が点在している。

 その施設の中で大きな力を持ってるギルドこそが、あの青空騎士団らしい。


「青空騎士団…ソーラ…また苦難がありそうだな」


 できればこの予想は、当たってほしくなかった。

次話は、月曜日投稿。

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