42 素材が必要だ
作者『フィング』が目指す理想の小説家像。
1:投稿が早い。
2:誤字脱字、設定の誤りが無い。
3:どんな場面でも、味のある表現。
4:主人公以外のキャラでも、印象に残る。
5:戦闘シーンをカッコよく語源化できる。
6:読んでて飽きさせない技術。
これは作者が、足りないまたは伸ばしたい実力です。
頑張るぞー。(๑òωó)۶ォー
武器制作を頼んで2日立った日に、ホーから連絡が来た。
『できれば今すぐに、例の裏路地まで来てほしい』
とのことだったので、動画制作を中断しグランド・エデンにログインした。
約束の場所まで来ると、ホーは頭を抱えて待っていた。
「おまたせしました。武器は・・・その様子、できてませんね」
「ええ、その通りさ。私としたことが素材を切らしててね。出来れば一緒に素材採取してくれないかねえ」
「いいですけど、何故ホーさんも一緒に?」
「いろいろあるけど、やっぱり君の戦い方に興味があってね。特殊な武器を作る分、使用者の動きを知っておきたくてね」
(心配なんですねわかります)
ホーは子供思いの優しい人だ。だがこうして別の理由をつけてはそれを隠そうとする。だが、狐影もとい狐白にとって嘘は丸わかりなのだ。
「わかりました。そういうことなら、ぜひ目に焼き付けていってください」
「ええ、期待してるよ」
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「・・・あんたがスキル無しでやっていけた理由がよくわかったよ。まさか素の動きであんなに速いとは」
グランド・エデンには様々なスキルが存在するが、その4割近くが移動系のスキルとなっている。それは、初心者でもアクロバットに動けるようにするための補助スキルにすぎない。
だが、それは建前で上級者も普通に使ってる。ゲームではプロでも、ゲームから出れば普通の凡人に戻るのだから。
しかし、狐影はそれらのスキルを所持していないにも関わらずそれ以上の動きで、敵を翻弄していた。
「群れに突っ込んでは、次々相手の首を掻っ切て絶命させて行くし。相手の頭上を飛び越えるジャンプをしたかと思えば、体術で相手の首へし折るし。双剣の短いリーチを投擲して補い、その剣の回収もスムーズで・・・上級者にもいないよそんなプレーヤは」
「でも、つい最近までそれが当たり前だと思ってたんですよね。まさか補助スキルが存在したなんて」
「普通なら、キャラ作成の時に得られるはずなんだがね」
「うっ・・・」
「別に詮索しないわよ、何か事情があるのだろ。それにあんたなら、補助スキルなんてむしろ邪魔なんじゃないかしら」
「そうかもしれませんね。ところで、素材は採れましたか?」
「ええ。でも今後も使うからもうちょっと欲しいかねえ。その場合もっと奥へ行くことになるけど」
「大丈夫ですよ。任せてください」
「っ・・・頼もしいわね」
そうして二人は、さらに森の奥へ進むのだった。
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「にしてもここの地形、木々と一緒に鉱石が突き出てて・・・流石ファンタジーですね」
「これでも、グランド・エデンじゃよく見る地形なのさ」
「へー。他の浮島にもそんな地形あるんですね」
「別に見たことあるわけじゃないよ。ただ、聞いたことがあるだけで」
「そうなんですか?てっきりホーさんは上級者の人かと」
「・・・なんでそう考えたんだい?」
「前にも言いましたが。ホーさんはここらで見かけない素材を扱ってまいますし、生産職でありながらかなり強そうですから」
「あんたの前で、実力を披露した覚えはないけどねえ」
「はい、ほぼ直感です。でも間違いないと思います。もしかしてホーさんは『ゴオォォー!』・・・今のモンスターの声ですかね?」
「ええおそらく、でも嫌な予感がするわ。慎重に行べきだね」
恐る恐る雄叫びが聞こえた方向へ向かう。なんとそこには、オーガと思われるモンスターの群れが行軍してたのだった。
「なんですかあれ」
「ここらじゃ確実に見かけないモンスターだね。でも、あの見た目に反してレベルは低いみたいだ。それでもこの数は・・・狐影、今すぐ街へ戻るよ」
「え?いいんですか」
「まあ、あんたなら倒しかねないけどね。でも今回の場合それはちょっとまずいねえ」
「それってどういう・・・」
「私の予想が正しければ、もうすぐスタンピードがおこる」
ホーの表情が険しくなっていた。この凍えるような空気にまた、あの雄叫びが響き渡るのだった。
あくまで趣味で書いた凡人作品ですが、面白いなどのコメント・ブックマークは作者のモチベーションを上げます。
投稿日は、毎週土曜朝5時に投稿いたします。楽しみにしててね(*^-^*)




