30 この世の歴史
グランド・エデン。それはゲームならではのファンタジーワールド。
そして、ゲームだからこそ存在する面白い歴史や遺物がいくつか存在する。
それらのほとんどはサイトに掲載されており、だれでも見ることが可能だ。
《公式サイト・グランド・エデンの歴史》
我らが踏みしめる大地は五つ存在する。
だが、かつてこの大地は浮遊などしていなかった。
さかのぼること700年前。この世は血みどろの大戦が勃発していた。
それは『狂乱の大合戦』と呼ばれ、その名の通り狂ったとしか言えないものだったという。
多くの生物が死に絶え、皆は絶望した。
その亡骸から魔力の痕跡が大地に染み渡り、巨大な魔鋼霊石と呼ばれる石へと変質した。
それは、大地を持ち上げ、空を浮遊し、地盤が柔らかい場所から千切れていった。
それらはまた結合し、最終的には五つの島が完成した。
浮遊島の地形に規則性がないのはその過程に由来する。
しかし、大地を浮かばせるほど多くの亡骸を作り出した大合戦の起源は分かっていない。
言えることは一つだけ。我らが踏みしめるこの大地にその起源が隠されている。
=☆☆=;・∀・=☆☆=
なんとも理解しがたい内容だ。まず現代の理論で説明できるものではない。
ラノベを読んでる人なら理解できるのだろうか。
少なくとも狐白は、その歴史を理解するまで30分は固まっていた。
それもそのはず、魔力の痕跡・魔鋼霊石・魔鉱石という単語を知らなかったからだ。
簡単に説明すると、
魔力の痕跡:生物が死亡した際に分泌される生命力が魔力に変質したもの。上級職のネクロマンサーはその魔力を利用しアンデットを召還する。
魔鋼石:魔鋼塊の原石。
長い年月をかけ魔力が硬質化して出来る鉱石。
主に杖や魔法剣の素材となる。
魔鋼霊石:島を浮遊させている魔鉱石の上位互換。
浮遊する大地にはわずかながら含まれている。
その一部が変質することによりダンジョン
が形成されるといわれている。
少し長いが、これでも簡潔にまとめた方だ。
これらの情報以外にも。
・プレーヤーは島の人口減少を食い止めるため、かつての大魔導士『オルムス』が作成した魔法で召還された者たちとなっている。
・ゲーム内情報で、過去の遺跡や文書がいくつか発見されている。
・戦争の中心に、7人の人物が大きくかかわっていた…という内容が、発見された文書でゆういつ解読されている。
・5体の竜が掘られた遺跡が発見されており、破壊不能オブジェクトであること以外は何の情報も掲載されてない。
我ながら、良く調べたものだ。
流石に3日間続けてパソコンと向き合うのはかなり消耗する。
大人の仕事は大変だと心の中でささやいた。
あくまで趣味で書いた凡人作品ですが、面白いなどのコメント・ブックマークは作者のモチベーションを上げます。
投稿日は、毎週土曜朝5時に投稿いたします。楽しみにしててね(*^-^*)




