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ゲームは狐と共にあり  作者: フィング
第2章ゲームに慣れてきたころ
19/132

18 ユーチューバー始めました

後半、多くのプレーヤーの素性が明らかになります。

過去に出てきた、登場人物を覚えた後に読むことを

お勧めします。

 闘技場のイベントが無事(?)終わり数日が経った。

今は大型アップデートがあるためログインできない。


《公式掲示板・情報共有広場》


14無名:ああああ暇だ。しかもここ1か月分の給料グランド・エデンにつぎ込んだから何も買えねえ!


15無名:課金勢、乙(*'ω'*)


16無名:そんな君らに朗報!『バーチャル・ファイター』といわれるゲームが今無料で購入できるそうだ。


17無名:な、なんだってー!


18無名:な、なんだってー!


19無名:ゲームの内容は至って単純。10フェーズある戦いを勝ち抜くだけさ。勿論、難易度及び敵の種類は変更できる!


20無名:おおーー!


21無名:おおーー!


22無名:そしてこのゲームをお勧めする一番の理由は…


23無名:ゴクリ…


24無名:あ、ゴキブリが…じゃなくて、ゴグリ… ←意味深


25無名:このゲーム、グランド・エデンのアカウントでログインすれば自前のキャラクターでプレイできるのだ!


26無名:な、なんですとーー!


27無名:な、なんですとーー!


28無名:暇だと嘆くそこのあなた!今すぐ公式ホームページからダウンロードしてくれ!あの有名な実況者もプレイしてるらしいぞ!そちらもチェック!


 =☆☆=☆☆=☆☆=


「…なにこれ?」


 確かここはグランド・エデンの公式掲示板のはずだが、他のゲームの広告して大丈夫なのだろうか?


「それはさておき、バーチャル・ファイターか…」


 狐白も死ぬほど暇してたところだったので、ぜひ遊んでみたい。

 また『グランド・エデン』でプレーする時とは違いゲームオーバーになった時のペナルティーがないため良い訓練となるだろう。


「公式ホームページだな。いっそこれで動画をあげるみるのも…」


 =☆☆=☆☆=☆☆=


 またまた数日後のこと。

 本気で『バーチャル・ファイター』をプレーし、己を鍛えていった。

 ゲーム内で「個室の訓練場が欲しくなる」と考えていたが、想像以上に役立った。


 だが調子に乗ってはいけないと改めて実感した。


 冗談半分で、6分ほどのプレー動画を『白霊狐』の名で上げてみた。

 成功する確率は極めて少ない。ただでさえ『バーチャル・ファイター』のプレー動画は増えてるのだからと初めから期待していなかった。


「昨日あげた動画の高評価が789人…」


 想像以上に増えていた。だが、3日後には7890人と0が付け加えられてた。


「今日も増えてる。編集も何もしてないのに…」


 上げた動画は、敵となるゴブリンの群れを最大難易度で無双しクリアする動画だ。

 ただし、ゴブリン自体が弱いため最大難易度のクリア者は他にも複数いる。


「最速タイムは更新させてもらったけどな」


 何度もゲームオーバーになりながらも、試行錯誤を繰り返し効率のいい戦い方を編み出していった。


 クナイで雑魚を無力化し、狐の眷属たちで敵の塊を一網打尽に。

 大型の相手はファントム・ミラージュと不可視の術のコンビ技で倒す。これに関しては闘技場でも使った合わせ技だ。


 つまりカッコいい戦いを撮影できたのだ。

 それを見てくれる人がどんどん増えていったのだ。


「これは…オークとかオーガとかミノタウロスとかのレベルまでクリアしないといけないプレッシャーが湧いてくるのは気のせいか?いや気のせいじゃないな」


 コメントには今後の勇姿を期待する声が上がっている。

そのつもりはなかったが、期待には応えねばならないという使命感が湧き出てしまう。


「どうしようかね…」


 狐白は気付いていなかった。

 この動画が予想以上に身近で広がっていることを…


 =☆☆=☆☆=☆☆=


《ジャンこと拓郎(タクロウ)宅》


「スゲー、こいつあの白霊狐で合ってるよな。彼女?が俺を悪質ギルドから助けてくれたんだよな」


 ジャンは、白霊狐が悪質ギルドを全滅させる動画に目を通していた。

 彼は会話と登場したプレーヤーから自分を狙ってたギルドがいたのだと理解していた。

そのため少なからず白霊狐に恩があった。


《ホムラこと(アカネ)宅》


「白霊狐ちゃんカッコイイ…私も負けていられませんね!」


 茜は闘技場で1度助けられており、必ず恩を返すと誓っている。

 だがそれと同時にライバル心も抱いていた。

 同じ狐同士、お互いを高め合い助け合える仲になれることを夢見ていた。


《とある公園の敷地内》


「くっそー!俺の記録こされた!」


「急に出てきて、急に有名になりやがって…」


「羨ましすぎるだろー!」


 「大介」「煉」「巧弥」の3人も白霊狐の存在を知っていた。

 彼らはゲームの最前線で活躍するプレーヤーになりあがっていた。


 巧弥は「グリコ」という名前のプレーヤーだ。1人だとよくミスをするがチームプレイは周りに称賛される実力を持つ魔法使いだ。


 大介は「ダンテ」という名前のプレーヤーだ。今月からゲームを初めたが、巧弥にレベル上げを手伝ってもらい今や最前線で戦えるプレーヤーになった。

 そして、野営で奇襲を受けた際にあの白霊狐に助けられた1人だ。


 煉は「ソーラ」という名前のプレーヤーで、あの「青空騎士団」のギルドマスターだ。

 2人よりいち早くゲームを始めていた煉はなんとβテスターだった。

 ゲーム内では容姿と実力を駆使し大規模ギルドを設立し「神速」の2つ名も手に入れた実力者でもある。


 みんな、白霊狐こと白夜を注目し始めていた。

そのことを狐白はまだ知らない。

あくまで趣味で書いた凡人作品ですが、面白いなどのコメント・ブックマークは作者のモチベーションを上げます。


投稿日は、毎週土曜朝7時に投稿いたします。楽しみにしててね(*^-^*)

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