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アーク・ホープ  作者: frailty
第一章 始まり
7/7

05アルト・メイン(略)

アルトメイン


フォラルエストの将軍にして、偉大なる英雄

フォラルエストは太古より存在していて決して侵略戦争をしない国として知れ渡っていた

アルトメインは昔小部族の一雇われ傭兵だったが、フォラルエストとの戦に敗れ捕まり、処刑されると思ったのだが

解放された、フォラルエストは捕虜を取らない

フォラルエストが強国だがなぜ侵略しないのか不思議でアルトメインは内部を知ろうとフォラルエストで身分を買い軍に入った

フォラルエストでアルトメインは新兵として訓練を重ねた元々傭兵だったアルトメインは全てを余裕でこなしたのだ

そして、時が過ぎフォラルエストで過ごしているうちにここの人々は違う世界だと分かったのだ

争いを嫌いだが自国が脅かされれば立ち上がる、礼儀を重んじ人道的でこのような国が存在していいのか?とすら思った

自分とは違う、ここは全てが違う

今まで騙し、騙され、明日は我が身の戦場で戦ってきたアルトメインはこの国に惹きつけられていた

それから二年後アルトメインは王宮衛士となっていた

メノウ王が崩御されフォラルエストの王クォーターエストが15歳になった戴冠式での事

皆が王の挨拶に注目している間、アルトメインは使者の動きが変な事に気づいていた

隣国の使者が祝いの品に隠していたナイフでクォーター王を暗殺しようとしていたのだ

アルトメインは咄嗟に動きで剣で投げられたナイフを叩き落した

使者はすぐ近くに居た衛兵に取り押さえられた

クォーター王はアルトメインに感謝の言葉を言った

式典はその後滞りなく行われ、終わった後にアルトメインは呼ばれたのだ

再度王より感謝を述べられた、それと上級衛士として任命され常に王のそばで守ることになった

暗殺失敗により隣国が同盟を結んだ戦争は過激さを増し最初は隣国の一国との戦いに過ぎなかった戦いがいつの間にか一対四になり遂に最終防衛要塞まで攻略されてしまった

王は国家存亡の危機に自ら打って出ることにしたのだ

このときクォーター王18歳アルトメイン25歳

王が出陣にあたりアルトメインも護衛のため付いた

苛烈な戦争、王はひるむことなく四か国を相手にする

フォラルエストは六か月戦い三カ国を退いた残る一カ国はかつてアルトメインが雇われていたかの小部族だった

今では国を興し侵略を重ねフォラルエストの大半を手中に収めたのだ

一か月の激戦でフォラルエストは兵の大半を無くし、残る兵力は5000を切っていた

だがそれでも隣国より多くの兵力を持っていたのだ

王は言う三日後首都より3000の兵力が補充される補充されれば敵軍が引くであろうと

アルトメインはかつて隣国の原型である小部族に傭兵として雇われていた

あの国の戦術は奇襲に夜討ちなんでもやる

我々が5000の兵士しかない状況で敵は引かずに何を待っている?

・・・

油断!我々が一対一では勝てることに油断し

この三日待つ間に奇襲で一気に落とす気だと考える

だが確証もないのに王に進言して大丈夫なのか・・・

考えると時がたち取り返しがつかない

王に進言を決意する

王様隣国だけ引かないのは奇襲の可能性があります、三カ国に戦わせこちらの戦力を量り

そして、この油断した時に奇襲をかけるやつらの常とう手段です

王に話すと王はその可能性を考えていたと話す

だが5000人動かすのだ慎重にならなければならない

王は静かにアルトメインに聞いた

なんでこのタイミングで奇襲がなされると思うのだと

アルトメインは全て話すと決めていた

それからアルトメインは自分が元雇われで敗戦をして捕虜にもならず解放された国に興味を持ち

入ったことを話す

自分たちが負けたのも側翼から本体が突撃すると言われたが

実際は戦力を量りたかったと後から知る

クォーター王は信じると言い

その晩のうちに兵を自国の要塞の反対側の丘に潜めさせたのだ

急ぎ首都援軍に連絡し到着次第要塞に攻撃をかけるように指示した

その晩は何もなく過ぎ

二日目の夜隣国は要塞を奇襲したが兵も居なかったため

占領した、その時にアルトメインが目視しただけでも兵力は約1万を超えていたと言う

そして、隣国は首都への攻略のために兵を休めていた

三日目早朝首都より3000の補充兵が要塞に攻撃を仕掛ける

隣国は堅固な要塞で籠り耐えきる算段だったがあらかじめ将軍たちが王の命令により地下道を要塞の各場所まで掘っていた

3000の兵士の攻撃とともに中から要塞を破ったのだ隣国はまさかの事態に対処もできず兵士を置いて将軍とその側近だけが自国領方面に撤収する

このときクォーター王率いる軍は敵の七割を捕らえるが解放した

クォーター王は自国へ帰還した

アルトメインのこの進言と自らを偽ることなく話したことを称え一番の戦功として将軍の地位を与えた

それよりアルトメインはフォラルエストための戦をした

エルコーム要塞攻略では要塞の際覚えた土竜攻めを行い

2000の敵を捕らえた

またある時はセイン城を囲み夜敵の援軍が来る情報を知り

挟み撃ちに来る援軍を先に撃破しセイン城を戦意喪失にさせ降伏させた

など様々な功績を上げる

5年の戦いによりほぼフォラルエスト全土を取り戻しついには公爵将軍になり隣国に取られた最後の要塞を取り戻しに行ったのだ

そこで密偵からの報告で大賢者が居るとの噂を聞き

戦場へ向かう

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