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前編

「ヴィクトリア!貴様にはほとほと呆れ果てた!

成績優秀で生徒会に抜擢されたエリーを妬み、友人達と共に嫌がらせの数々を繰り返し、果てには彼女を殺そうとした!」


ウィルフレッド王子の言葉に皆が顔を青くした。婚約者のヴィクトリアは彼の側近でもある騎士団長子息ルークに取り押さえられ、両腕を後ろに捻り上げられ両膝を地につかされていた。

ウィルフレッドの後ろでは宰相子息クレメントと魔法師団長の子息カーティスが一人の少女を囲っている。

エリーと呼ばれた少女は何かを言いたそうに口を開けたが怯えているのか声にならず、喉元に手を添えている。


「事実無根、であると、主張いたします。私は、家の、名誉に、誓い、そのような事、してはおりません」


苦しい体勢の中、ヴィクトリアは反論した。その様子に王子は憤慨した。


「相変わらず眉一つ動かさぬのだな。貴様とエリーとは大違いだ。

エリーは生徒会で仕事が終わる度にうまい菓子を差し入れてくれたり、笑顔で話しかけてくれていた。俺の価値を正確に評価してくれたのは、彼女ただ一人だ。

お前のように口を開けば嫌味ばかりの女とこれから生涯を共にするなぞ、ゾッとする。」


その王子の後ろでエリー嬢が首を激しく振っている。何かを伝えたいようなのだが、言葉にならない。

その様子に周りの者は不審に思い眉を寄せた。


「私はこの国の王子としてこの凶行を見逃す事は出来ない。よってこの場で貴様との婚約を解消し、ここにいるエリーを新たな婚約者としてっ……」


王子の言葉は半ばで強制的に遮られた。

エリーはキッとヴィクトリアの方を向き、軽く跳ねると全身全霊で後ろにいるカーティスの足の甲をヒールで踏んづけ、怯んだところを右拳のアッパーカット。そのまま前で後背を見せているクレメントに膝カックン。そのまま回し膝蹴りを鳩尾に打ち込み沈めると、力強く踏み込んでドロップキックをルークにお見舞いした。この間10秒余。

王子は突風が後ろから過ぎ去ったようにしか思えなかった。

周りの者は令嬢の凶行に唖然としながらも、翻ったドレスの裾から令嬢の細い脚を目にし、ある者は拝みある者は顔を赤らめて顔を背けた。


「……っ!………ッ!!」

「!。エリー様っお声が出ないのですか!?」


泣きながら自分を助け起こしたエリーを見て、ヴィクトリアはギョッとした。

ヴィクトリアの言葉に周囲の者は王子一行を見やる。

その時囲んでいる生徒をかき分けて二人の令嬢が転がり出た。


「ヴィクトリア様!エリー殿!ご無事か!?」

「ノーラ様、エリー様を看てくださいっ。お声を封じられているようなのですっ」

「なんですって!? エリー様、失礼。」


ノーラと呼ばれた令嬢が手をエリーの喉元に添え呪文を口ずさむ。青銀の薄い光が手元から伸びてエリーの体を包んで消えた。


「ゔわーん、ごわがったぁ〜〜〜っ!!」

「ヴィクトリア様、エリー殿すまん。警備兵に妨害されて遅くなってしまったんだ。怖い思いをさせてすまない」

「オリヴィアざまぁ、ヴィクトリアざまぁ、わだしっぢがゔっていっだのにーーっ!ぜんっぜんっぎいで、ぐれなぐでぇ〜〜!!」

「私達がついておりますわ。もう大丈夫ですわよ?」


慈母の微笑みでエリーを抱きしめるヴィクトリアと二人の令嬢。

周囲の者は更に困惑を深めて彼女たちを見つめた。

どう見ても仲良しこよしのお友達にしか見えない。ウィルフレッド達は何を見てイジメとか言っていたのだろう………。


「エリー!何をしている、そこは危険だ!早くこちらへ来いっ!」

「やだあっ!」

「何を騒いでおる。学園の卒業パーティーの途中であろうが」


保護者の会場から王子の父である国王夫妻が顔を出した。その後ろにそれぞれの保護者が続く。

いずれもこの国の重鎮であるのは言うまでもない。


「父上!私はヴィクトリア達がくだらぬ嫉妬から一生徒を迫害するのを見てられず、糾弾していたのです!ヴィクトリアとその友人であるノーラ嬢とオリヴィア嬢は我らの婚約者に相応しくありません。

婚約を破棄することを認めていただきたい!」


国王とその重鎮はその言葉にふむふむと頷いた。


「では破棄した後はどうするのかね?」

「当然エリーと婚約します。彼女は学年でもトップの成績を誇り、礼儀作法でもアボット夫人にお墨付きを頂いております。彼女ほど私の妃にふさわしい者はおりません。」


胸を張って応える王子。その後ろでようやく起き上がった仲間が悔しそうに顔を俯く。


「お前の側近達はどのように考えているのかな?お前と同じように彼女を思っているのではないのかね?」

「彼女は素晴らしい人物です。当然彼らも彼女に惹かれておりましたが、私たちを祝福してくれました。」

「異議、あり!」


ようやく涙を拭いて息を整えたエリーが声をあげた。

王子はびっくりして振り返ったが、国王は目を細めて見つめた。


「国王陛下に初めてお目にかかります。オースティン男爵家長女のエリーと申します!

当事者の一人として、この王子達の被害者の一人として発言と証言をお許しいただきとうございます!」

「許そう。ではエリー嬢、そなたはそこにいるヴィクトリア嬢達に嫌がらせを受けていたのかね?」

「事実無根でございます!

ヴィクトリア様達は私の良き友であり尊い師であり、協力者でありました。感謝することあれ、恨むことなどございません!」

「またそのような事を!この場は王の御前である!脅迫に屈せず、真実を述べて良いのだぞ!」


ウィルフレッドを白い目で見る周囲の生徒達。

どう見ても魂の叫びに聞こえるんですけどぉ〜〜。

その時プッツーンと何かが切れる音がした……。


「ふっふふふふ……そうよねぇ?王様の御前であらせられるなら、真実のみを述べないとねぇ……」

「エ、エリー殿?落ち着かれよ、目がうつろだ……」

「オリヴィア様………見守りましょう。気持ちはよく分かりますわ。」

「そうですわ……お労しい。エリー様。」


心ゆくまで叫ぶが良いと下がる令嬢達。

彼女達に後押しされてエリーはキッと顔を上げた。


「国王陛下……これから述べる事はこの騒動に至るまでの私の証言でございます。

何分下級貴族とは名ばかりの下賤の身。言葉が少々乱れることもございます。また情熱のまま語り言葉が乱暴になる事もございます。

何かと無礼な振る舞いもあるかもしれません。それが罪に問われる場合には私を家から絶縁し、罪は私一人に被せてくださいますようお願い申し上げます。」


据わった目つきに気圧されるままに国王は是と答えた。



まず何から話しましょう。ああ、私が一年で生徒会に入った時からですわね〜。あの日は初の顔合わせでしたわ。

昨年から指揮を執っている生徒会に新入生の中から引き込まれ、顔合わせにと生徒会室に入ってみれば、机の上に仕事は山積み。部外者思しき女生徒を無理やり侍らせたウィルフレッド様直々に

「最下級の男爵家令嬢の身で、よくもまあ生徒会なんぞに入れたものだ。女が執行役員なんぞ恥ずかしい。一体いくら包んだのだ。身の程をわきまえろ」

などというお声を賜りました。

私の成績は学年トップで、実力で引き込まれたのです。男爵家とは名ばかりの貧乏貴族でしたもの。兄二人がそれぞれの文官・騎士として城仕えしてましたが、私の下には2人の弟妹がいまして賄賂なんぞ出す余裕がありません。

王子達はいずれ国政を取るための予行という理由でしたのに、仕事は放棄し遊びに行く。セクハラ・モラハラ当たり前。

セクハラ?性的嫌がらせ行為を言いますの。気に入った見目の良い庶民枠の女生徒を無理やり連れ込んだり、体を必要以上に偶然を装い触ったり………私の場合は主に容姿と性別を嘲笑っておいででしたわ。

モラハラ?自分の行為を正当化しそれを否定するような言動をとると、対象者のありとあらゆる人格を否定し支配しようとする行いですわ。

庶民出身の女生徒を無理やり連れ込んだり仕事を放棄するのを諌めようとするたびに、身分や性別人格まで口撃されましたわ。古参の生徒会役員の皆様もその被害にあい、ある者は精神を病み退学、ある者は耐えきれず生徒会を退会し、心折られて王子達の言いなりになった者や甘い汁を啜りたい者ばかり残っておりました。

たまりかねた私は、婚約者であるヴィクトリア様達のお茶会に突撃して、土下座して頼みましたの。

「どうか殿下達に仕事をさせる方法を教えてください」と。そして作成した魔法具の映像を見せましたわ。

さすがヴィクトリア様は国母になられるべく教育を受けてきた方でしたので、今の殿下の状態が将来国にとってどのくらい危ないのか気づかれました。直ぐさま城での王子の教育係に連絡を取られると共に、生徒会室にお出でになって書類整理を手伝われてくれたのです。

もう感謝感激の涙が止まりませんでした。

おかげで二ヶ月後の剣術大会を予定通り開く事が出来ました。それ以前の細々としたお仕事……例えば同好会承認や名簿作り・生徒会の予算編成の目処がたったのも、ヴィクトリア様達のおかげです。

しかも一ヶ月ぶりに定時で帰寮できた上、夕食を食いっぱぐれる事なく過ごせたのです!

それまで書類整理をしようにも新米の私では分からぬ事もある上、王子達が嫌がらせの一環として仕事を全部私に押し付けて他の役員の皆さまを生徒会室に出入り禁止にしてしまわれたんですから、全く仕事が進まず夕食の時刻まで帰れなかったんです。

塩だけの温かいスープを、あの時程美味しいと思った事はありません!

え!? 何で塩だけなのかと?料理人が殿下に尻尾を振っていただけですわ。それまでの一ヶ月、殿下の指示でカビたパンと冷えた塩だけのスープや野菜クズしか出ませんでしたもの。

夕食に至っては時間通りに帰寮できなかった所為でいつも貰えませんでしたから、温かいだけでも嬉しかったですわ。

そして殿下の元教育係のパーキン伯爵も交え話し合いを重ね、『必殺!誉め殺し作戦』と『胃袋をつかめ!飴と鞭作戦』と『被害者救済プラン』を実行することにしたのです。

簡単に言いますと手作りのお菓子で殿下達を釣り、生徒会室で些細な事でも褒め讃え仕事への意欲を持たせるようにし、役員を入れ替えて被害に遭った女生徒達と役員達を彼らから隔離して心のケアに勤しんだのです。

しかしこの計画は最初から問題が生じました。

私が多忙すぎて手作りお菓子を用意する時間がない事。そして行儀作法・勉学に勤しむ時間がない事です。

そこで同好会に目をつけました。学園の生徒はいずれかの同好会に属し、週二回活動する事を義務付けられています。

ヴィクトリア様達と共に『お茶会同好会』なるモノを立ち上げて、そこでお菓子や軽食を用意する事にしたのです。更にその場で礼儀作法を学ぶ事に致しました。

そして勉強の時間を確保するために、ヴィクトリア様達の後見の元退寮し、近くに部屋を借りて一人暮らしを始めました。

寮監のフリン夫人は殿下に擦り寄り、悉く私に理不尽な罰則を課していました。

食事を抜かれるのは毎日でしたし、寮の掃除や洗濯・寮生の失せ物の探索等を私に押し付けてきましたので勉強する時間が持てず、奨学生の資格を取り上げられるところでしたわ。

まったく、退寮するまで支払った寮費を迷惑料込みで返金してもらいたいところですわ。

私はそこで漸く息を吐くことができたのです。



ここでエリーは一息ついた。王子達は思い出したのか顔が青くなっている。

パーティー会場はまるで葬式のように静まり返っている。

この国の未来を担うエリート達の実態が相当ショックであったようだ。

ヴィクトリア達は貰い泣きして、ハンカチで目頭を押さえている。

国王は学園長と目で合図すると、学園長の指示を受けた教員がコッソリとその場から離れた。

更にエリーは続ける。



計画は上手くいきました。

私はヴィクトリア様直々に作法を学び、ノーラ様と共に魔道具を開発し、オリヴィア様と共に武道を競い合い、そして学問を学んでいったのです。

まるで夢のような時間でありました。

ところが一年もすると新たな問題が起きたのです。

私の言動を自分に都合よく曲解した殿下達が、私に妾になるよう強要してきたのです。

その頃にはヴィクトリア様達も生徒会役員になっておりました。

例えば、このような事がありました。

私がいつもの様に軽食を渡すと過剰なまでに手を離さず、手の甲に唇を押し当ててきました。

私は悲鳴を上げて手を振りほどき止めてほしいと訴え、次からはそれぞれの婚約者達から渡してもらう様にしたのです。

ところがっ!彼等はヴィクトリア様達を蔑んだ目で見ると、「ご機嫌取りか?お前の作った物なんぞ食えるか」と差し出したクッキーを払い落としっ、踏んづけたのですっ!

私はっ、菓子や軽食を差し出す際、「『お茶会同好会』からの差し入れです。」と毎っ回明言しておりましたっ!

我が同好会の会長はヴィクトリア様、副会長はオリヴィア様、会計はノーラ様であると、きちんと届けておりました!

しかも!お三人は私から慣れぬ料理を習い、毎回菓子や軽食を作り上げていたのです!

そりゃあ最初から上手くはいきませんでしたが、その頃にはお三人とも、美味しいと唸るほどの腕前になっておりました!

しかも!その時だけではなく、婚約者であるヴィクトリア様達を無視したり何かと言いがかりをつけて、迫害していたのです!



三人の令嬢は近い将来社交界の華として謳われるであろうと話題にされ、男女を問わず憧れの的であった。

会場は極寒の地へと変わりつつあった……生徒からもそうだが、保護者からの冷気がスゴイ。

特に令嬢達のご両親。視線で人が殺せそうである。子供は見てはいけません。

凍りそうな会場で、ただ一人、エリーだけが熱かった。



更にっ!何を考えたのか我が同好会に乱入し、活動を妨害し始めたのです!!

ヴィクトリア様の直々のご指導やオリヴィア様との組手試合をイジメ、ノーラ様との研究をノーラ様が私の研究を盗作していると言いがかりをつけ糾弾しようとしたのです!

自分達は過去に平気で自分の課題を一般生徒に押し付けていたくせに、お前が言うなーっと心から思いましたわ!

おまけに私のアパートに高価なプレゼントを持って押しかけて来るようにもなりました。

プレゼントは貰う理由がありませんし、これ以上付き合いきれなかったので丁重にお断りし、お持ち帰りいただきました。

プレゼントの内容ですか?私が覚えているのは部屋に入りきらないくらいの花束、ドレス、首飾りや髪飾り。あとは私の部屋にベッドとテーブルと収納も兼ねた椅子代わりのリンゴの木箱しかないのを見たのか、高価過ぎる家具でしたね。

彼らの所為で設備の整った寮を出る羽目になったんですよ?彼等から慰謝料以外で貰うものなどありませんよ。

何度も嫁入り前の女性の部屋に無断で侵入しようとするので、私はアパートを諦めて長兄の元に避難しました。

ところが彼等は、ヴィクトリア様達が嫌がらせでアパートから追い出したと噂を流したんです!

学校以外でも付け回され、拒否すればその責がヴィクトリア様達に押し付けられるのです。

私は身動きが取れなくなりました……憔悴する私を見かねたお三人にもうすぐ殿下達は卒業で、それさえさえ終われば彼等は私に構う暇は無くなるのでそれまで休むよう勧められました。

私は担任、学年主任、教頭、学園長と相談した上で休学しました。

しかし兄のアパートで家事をしていたところを魔法で身柄を拘束されて、この会場に拉致られ現在に至ります。

私は、断固としてヴィクトリア様達からイジメは受けてはおりません!

むしろっ!ウィルフレッド殿下達に大いにっ多大なるっ甚大なるっ陰湿で恥知らずで不当な暴力とイジメを受けたとここに証言いたしますっ!!



ここまで漸く言い切ったが、ウィルフレッドが反論した。


「ふざけるなっ!! 私が直々に目をかけてやったのになんだその暴言は!

だいたい何処にそんな証拠がある!貴様の証言だけでは無いか!

父上、エリーは今混乱しているのです!操身の魔法をかけられているに違いありません!

カーティス!ルーク!エリーを拘束し、身をあらためよ!」

「ふざけるなとはこっちのセリフだっ!

頭と品の無さを顔と金だけでカバーしようとしてマイナス振り切ってるバカ男集まりのくせに!」

「なんだと!? 貴様、私は王族だぞ!? その口の聞き方はなんだ!」

「私があんたの祖母なら墓から化けて出て地獄へ引きずり込むわ!

先祖のご威光を盾に頭と品性どころか体型までカバーしようなんざあ、図々しいにも限度があるわ!!」

「王子のみならず、我らにも不敬ですよっ。たかだか男爵令嬢の分際で!」


クレメントが非難すると、声にならぬ声を上げルークが摑みかかる。しかし熊のような大男は、一回転して床に叩きつけられた。

その間カーティスが拘束の呪文を完成させてエリーめがけて放つ。

だがその魔法が届く前に何者かが両者の間に入り、魔法を両断。拘束の魔法は二つに切られ霧散した。

その者は驚く王子達をあっという間に殴り飛ばし地に沈め、行動不能にした。


「貴様か?私の妹を誘拐した馬鹿者は。抵抗する者は殴り捨てるぞっ」


少々ズレた眼鏡を片手で直し、制圧後に警告した男性はオースティン家の頼れる長兄アレク(23歳独身。財務所属)であった。

言行が逆である上王の御前であるにも関わらず、生徒の間から黄色い声と野太い歓声が上がった。


「きさまっ、私に何を……!」

「黙れ犯罪人。」

「何を証拠にっ……」

「証拠がお望みなら、いくらでもお見せしますわっ!」


ノーラが控えていた侍女に命じて持っていた箱のボタンを押すと、薄暗い壁に鮮明に王子とその側近達の醜態が音声と共に浮かび上がった。

会場は大混乱になった。



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