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人の幸せ
俺はクズだ俺はクズだ俺はクズだ俺はクズだ俺はクズだ俺はクズだ俺はクズだ俺はクズだ
俺はクズだ俺はクズだ俺はクズだ俺はクズだ
自己嫌悪というのはどの人間もが死ぬまでに数えることのできないくらいするものである。
「人が一生の中で感じる幸せの量は同じで、幸せを感じるタイミングが違うだけ」
という話があるがそんなことはないだろう、産まれてすぐに亡くなってしまった赤子は幸せなんて感じた訳など無いだろうし、小中学生で亡くなった子供と100歳まで生きた老人とじゃ明らか一生に感じた幸せの量は違うだろう。
それに幸せの度合いは人によってそれぞれだ、宝くじで一億円当たって派手に喜ぶ人もいればまったく喜ぶ事のない人も世界にはいるであろう。
と、物語の冒頭で当たり前だがそこは言わないでおくのがマナーというか常識だろみたいことに対して敢えて苦言を呈したのは別に深い意味があった訳では無い。
単に俺が根性が捻くれてて卑屈で後ろ向きな性格のクズだっただけという話である。
そしてこれは根性が捻くれてて卑屈で後ろ向きな性格のクズの物語の冒頭である。