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タイムマシンの話をしていたら、なぜか不老不死の話になった件 ~Aくんたちの放課後ふしぎノート~  作者: とまCo


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第5話 脳のデフラグで若返るかもしれない件

脳を“きれいにする”というワクワクから、

“意識の場所”というふしぎに足をふみ入れる回。

ABくんの赤えんぴつが、

すこしだけ“外側の気配”をまといはじめる。

Aくん「ねえ……

   脳の素材って古くなるんだよね。

   だったら、デフラグみたいに

   整理したら若返ったりしないかな?」


Bちゃん『またデフラグの話なの〜?

    人間はパソコンじゃないよ?』


Oくん《でも考え方としては面白いよ。

   “使わない回路”を整理して、

  “よく使う回路”を強くするってことだからね》


Aくん「それでさ……

   もし“新しい素材”を作って

   入れかえられたら……

   脳って若返るのかな?」


Bちゃん『それって……脳のパーツをかえるってことなの?』


Oくん《むずかしいけど、

   いつかできる可能性はあるね》


 そのとき。


ABくん【……脳のパーツ交換って、

   ちょっとこわくない?】


Aくん「えっ、ABくん……

   いつの間にノート開いてたの!?」


ABくん【さっきからだよ〜

   おもしろい話してたからね】


Bちゃん『今日のABくんって、ほんと気配ないんだよね……』


Oくん《……ABくんは、ずっと居たじゃ………》


 ABくんは、Oくんの前にスッと入り

 スケッチブックを開いたまま、

 さらさらと書き始める。


 えんぴつで “脳のデフラグ” と書き、

黄で “使わない回路?” を囲み、

ピンクで “素材交換→若返り?” と矢印を描き、

赤で “意識の場所=不明” と強く書いた。


ABくん【はいっ! 注目〜】


ABくん【でもさ、“使わない回路”って

   どうやって決めるの?】


Aくん「え……?」


ABくん【もし“いらない”と思ったところに

   実は“意識のかけら”があったら

   どうするの?】


 三人はしん……と黙り込んだ。


Oくん《……たしかに。

   意識がどこにあるか分からないなら、

   どの回路が“不要”かは

   簡単には決められないね》

   (…とりこぼした記憶も………)


Bちゃん『なんか……ちょっとこわくなってきちゃったよ……』


Aくん「じゃあ……

   意識ってどこにあるの?」


ABくん【もしかしたら、

   脳じゃない場所に

   あるのかもしれないよ】


Aくん「脳じゃない……?」


Oくん《その可能性はあるよ。

   “主観の連続性”が

   脳の形だけで説明できないなら、

   意識は別の層に

   あるのかもしれない》


 Aくんは背すじがぞくりとした。


Aくん「……じゃあ、脳を交換しても

   “ぼく”は続くのかな……?」


ABくん【それはね……

   まだ誰にも分からないんだ】


出演:Aくん・Bちゃん・Oくん・ABくん


(今回のまとめ)

・脳のデフラグ=整理整頓のイメージ

・素材交換は若返りのヒント

・でも“不要な回路”は簡単に決められない

・意識の場所はまだふしぎ

・ABくんの赤は“外側”の気配


(次回予告)

次回は――

“意識ってどこにあるの?”

という、大きななぞに

Aくんたちがもう一歩ちかづくよ。


今回のキーワード:

デフラグ/素材交換/不要回路/意識の場所/ふしぎノート

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