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悪魔が生まれた日

初心者なので温かい目で見てくださいm(_ _)m


 視界に入るのは無機質な色で、できた壁。それと所々上にあるスピーカーくらいだろうか。


 もうどれだけ走ったかわからない。



「はあ………はあ………」


『繰り返します。Bブロックの被検体-STELLAが脱走しました。直ちに職員は捕獲してください。繰り返します…」


「こっちだ!見つけたぞ!」


「!…………はあ…………はあ」



 スピーカーからは大きな声で生気を含んでいない機械の声があたり一面に響いている。


 後ろから声と大人数で移動する足音が聞こえる。


 大丈夫だ。あと少し。あと少しでここから逃げれる。



「見えた!門だ!………っ!!」


「残念だったな」



 あとすこしという所で巨漢が前に立ちふさがってしまった。どうする?このままいたら後ろからも来て捕まる。だが俺にこいつを倒せるのか?…いや、やるしかないんだ。


「小僧。お前の境遇には理解はしている。だがな俺もこれが仕事だ。悪いがちょっとの間気絶しててくれ」



 巨漢が大きな拳を俺の腹に向かって振るってくる。だが、俺はそれを軽々とかわし左から一歩踏み出し腕を掴み、捻る。人間というのは不思議なもので関節を少し捻るだけで自分の意志とは関係なく倒れていく。それはこの巨漢も例外ではない。



「うお!?まじか!」



 巨漢が驚いた声を出したがもう遅い。そのまま絞め技に入り右腕を折る。



「ぐわああああ!!!!」


「ふん!」



 そのまま倒れた後頭部を強く蹴り意識を刈り取る。もしかしたら死んでいるかもしれないが今それを気にしても仕方がない自分が最優先だ。それに、こんなところにいるやつは全員死んでいい。いや、殺す。


「もうここまで来てたか。想定よりもずっと速いな」


「STELLA、諦めて投降すれば悪いようにはしない」


 投降とか言ってるが俺は絶対にそんなことをしない。したらあの日々にまた戻ってしまう。


 俺は戻らない……負けない…。



『危険度が4に上昇致しました。警戒してください』


「総員包囲しろ!」




 一人一人がこちらに銃を向けながらゆっくりと包囲網を作っている。




「今戻ったらあいつもいいようにしてやる」


「あいつ…?」



 俺の心臓がドクンと音が鳴った。まるで心臓が血液を頭に送らせてわざと怒らせるようにだ。



「そっちがその気なら俺もだ!」


『危険度が8に上昇致しました。至急職員一同は退避してください』


「まさか!?ここでそれを使う気か!!!」


『―――――』




■■■■■■■■■




「ここが対戦争学園か。大きいな」



 俺は今校門の前にいる。絶賛今感想をつぶやいたところだ。


 大きな口のような形でできた、校舎。ここ数年で作られたばかりだからか、壁などが新しい同然にきれいだ。


 学園の感想を呟きながら視線を前に向けると先生だろうか、スーツ姿の大人の女性が入学式の案内をしている。そのまま近づく。


「あ!初めまして!入学式は体育館でやります。体育館はあちらです!」


「ありがとうございます」


 元気な声で説明した後からだと手で『あちら』と方向を示してくれた。


 どうやら体育館は中央にあるらしいためゆっくりと校舎の大きさをまた体感しながら向かって行くと大きいから生徒数も多い。だからよく俺と同じ体育館に向かっている生徒が多い。


「っとここが体育館か」


 これまた体育館もでかい。一体この学園にいくら費用が掛かっているのかと考えたが頭が痛くなりそうだったので考えるのを止めた。


「よいしょっと」


 来た人から順番に座っていくようで俺は少し遅めに来たから後ろのパイプ椅子に座った。


 そこからしばらく待っているとざわざわしていたのが一瞬で静かになり何事かと顔を上げると見るからに校長っぽいのがいる。




「みなさん。ご入学おめでとうございます……………」


 そこからの話は長かったため覚えていない。そのままぼーっとしていたらさっきまでいた校長の場所に美少女がいた。

 周りの男子は「かわいい…」と無意識に何人か言っており、対して女子は「うわぁ」と感嘆の声を上げていた。ちなみに俺は何も言ってない。



「初めまして首席の佐久川芽衣です。これから仲良くしてください」


 

 白髪の髪をひらりとなびきながらにっこりと笑うとまたしても男子と女子からは同じような反応が来た。


 美少女だなくらいしか思わなかったためまたぼーっとしているといつの間にか入学式が終わっていた。


 普通にクラス分けが発表されたのでややおっとりとした足取りで向かう。


 俺は1-3らしい。


 




 1-3を確認してから空いたままのドアを通り抜けて教室に入っていくと目の前の黒板に席順があるから見ていると、突然黄色い声が教室から一人また一人と上がっていく。


 何があったんだ?………さっきの美少女じゃん名前なんだっけ……。まあいいかどうせかかわることなんてない。


 席を確認したあと座っていると担任の教師が入る。



「みなさんの教師の華です。気軽に華ちゃんってよんでね~!」



 朝案内してきた女の人が入ってきた……この人だったのか。



「じゃあこれから対戦争学園のホームルームをはじめようと思ったんだけどまずはみんなの自己紹介でもしてもらおうかな!」



 …………やばいな。自己紹介って何言ったらいいんだ?

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