表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/7

ダンジョンに挑戦する日常

14階層攻略から、1ヶ月が過ぎる。

世界人口は半分になり、高齢化し、住みづらくなった。


仕事は皆ほったらかし。

医療現場はかなり、切迫している。


俺はというと、会社が休業になり、結局、退職。

やることもないので、ダンジョンにこもり、いつの間にか、LV22。

局所放電もLV6で、頑張れば、15階層をクリアできそうなところ。


LV20の時に得た、ステータスポイント1ポイントはもちろん、耐久力振りで、コボルトのパンチを食らってもあまり痛くないくらいになった。


装備作りに、畑に畜産、釣り堀、料理、生産活動を含めても、やれることは頭打ちになった俺は、自然と15階層へと足を運ぶ。

1ヶ月避けていた15階層。


階段を降りる時、特に感慨もなかった。

平常心。

死ぬ時は、死ぬ。

まあ、しょうがない。


俺は、森に降りるなり、開けた場所を探す。

足元はなるべく平らな方がいいと思ったからだ。


ガサリという音。


早速、俺に気づいたウインドウルフたちが近づいてきた。

この階層はウインドウルフが7体で襲ってくることも事前に調べていたから慌てることもない。

俺は、後ろを振り返り、迎え撃つ。

局所放電と大防御は温存だ。


飛びかかってきたウインドウルフを迎撃。

一発、拳を当てる。

ウインドウルフは、地面に落ちるもすぐに立ち上がり、下がっていく。

俺の左右からさらにウインドウルフ。

俺はまだ、技も魔法も温存し、ウインドウルフ2体にかじられながらも、攻撃を繰り返した。

さらに、もう1体が俺の服ごと引き倒しにかかる。

それに、逆らわず、倒れるとウインドウルフの別個体がトドメにやってきた。

俺は、大防御を使い、首筋への噛みつきをガードし、局所放電を全力で放つ。


4体のウインドウルフが粒子になって俺に吸収される。


残り3体。


俺の周りを取り囲む3体。

ここまでは順調。


俺は、相変わらずの実戦に緊張と高揚感で、震えている。

そんな状態。

防御を1.5倍にする大防御はあと、1分くらいは使えそうではある。

局所放電はもう使えそうにない。


3体は、俺に攻撃を重ねていく。

俺も、殴って応戦。

もうここからは泥仕合だった。


ところどころに噛み跡。

体力も魔力も空。

それでも、俺はやりきった。


3体のウインドウルフを倒したのだ。

目の前には、16階層へ降りる階段が現れている。


「この先には何が、待っているんだろう。」


俺は、ゆっくり、16階層への階段を降りる。


【16階層への到達を確認いたしました。個体番号65238190725を保存します。】


【規定人数まで、あと1508752人。】


【しばらく、お眠りください。】


俺の意識はそこで、途絶えた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ