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作詞集  作者: 九条明日香
56/57

尋ね人

桜が落ちて緑の葉

若くてきっとティーンエイジャー

桜が落ちて緑の葉

苦くて甘い少年さ


桜が舞って消えてった

それなら僕も消えたいな

桜が舞って消えてった

それなら僕も消えたいな


問いかける度苦しくなったりしないかい

震える手はそれを指として扱うのかい


久しぶりに手紙を書いてみよう

彼女は何か返事をくれるかな

胸が高まり淡い期待に

乗った僕に帰って来たのは

現実見せる赤いハンコの

「あて所に尋ねあたりません。」


緑も朽ちて紅葉に

変わってもっと辛くなる

緑も朽ちて紅葉に

消えてしまった夏の高揚


走り出す度息が上がってしまうんだ

当たり前の事を凛として言いたいんだよ


久しぶりに街へ繰り出して

彼女とどこかで会えたりなんて

胸が高まり淡い期待に

乗った僕が帰って来たのは

変哲も無い暗いいつもの

時間過ごすだけの部屋さ


桜がまた出始めて

涙がそっと溢れてた

桜がまた出始めて

あの頃ふっと思い出した

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