キンモクセイの星
秋雨前線突入中
雷鳴響けばファンファーレ?
濡れて落ちて消えちゃった
黄色に染まっていた金木犀!
ダメ、だなぁ香りがしないや
雨、とか無くなっちゃえば
きっとねこんな気持ちにもならなかった
一つの星が消えたら
誰かは気付くのかな
きっとね無いだろうな
気付かないんだろうな
もしもこの空から落ちる
雫を一つ止められたら
幼い頃に勘違いしてた
キン木星を味わえるから
秋雨前線突入中
雷鳴響けばファンファーレ?
濡れて落ちて消えちゃった
黄色に染まっていた金木犀!
まだ、かなぁいつも待ちぼうけ
景色だけ変わって行くね
僕はね変わったのかな?
いつかこの町を出てないと
行けない日が来るだろうけど
幼い頃に履き違えていた
正義感は今のうちに捨てよう
秋雨前線突入中
雷鳴響けばファンファーレ?
濡れて落ちて消えちゃった
黄色に染まっていた金木犀!
もしもこの辺りが赤い葉っぱで埋め尽くされる時に
あの匂いはするのかなしないのかな
感傷の匂いの正体が解ったのに
秋雨前線突入中
雷鳴響けばファンファーレ?
濡れて落ちて消えちゃった
黄色に染まっていた金木犀!
最後の一日傍観中
この街出るためのファンファーレ?
最後の列車乗る数分前
ほのかに香った




