47/57
7月、光線に照らされ
真夏の光線が差し込んだ
部屋の床から天井見てて
外から聞こえてくる声に
うらやましくなっていた
外にも出たくないな、こんな暑さじゃ
扇風機が首降って、弱い風吹かせる
棒だけになったアイスをゴミ箱に投げ捨てて
カセットの音止めてみる
カーテンをちょっと開けてみたら
思ってたより外は明るくて
音が止まった部屋には外の笑い声響いて
光線がただただ差し込んできている
窓を少し開けてみて網戸だけにしてみたら
少し冷たい風が吹いてカーテンが揺れている
時間がちょっと経って日が沈んでしまって
光線が差してた部屋もすっかり暗くなって
浮いてた想いも押し付けられて沈んできて
悲しさが重くのしかかってくるけれどまだ
カーテンをちょっと開けてみたら
思ってたより外は明るくて
音が止まった部屋には外の笑い声響いて
光線がただただ差し込んできている
窓を少し開けてみて網戸だけにしてみたら
少し冷たい風が吹いてカーテンが揺れている




