夕焼けの季節
昨日までの雨が嘘のように
雲がまばらに流れてる
18時を知らせるチャイムが
小鳥のさえずりの隙間で聞こえてくる
どうしてだろう
今日の帰り道は
あの夕陽が一層綺麗に見える
今日僕は旅に立つ
新しい場所を目指して
19時半の列車に乗って
遠い旅に出るよ
明日僕はここにいない
きっと遠い場所にいる
5時間くらいの旅に出て
知らない世界を見にいくのさ
最後の1日もこれまでと同じように
あっという間に終わったよ
子供達のはしゃぐ声も
すっかり聞こえなくなってしまう
どうしてだろう
これまで気にもしてなかった
なのに涙がそっと溢れてくる
もう僕は旅に立つ
ダンボールに思い出詰めて
19時半の列車に乗って
遠い旅に出るよ
明日僕はここで夜を越さない
何度もここで夢見たけど
5時間くらいの旅でもう
新しい世界で生きていくんだ
小石につまづいて泣いて
いつまでもそこで立ち止まってた
18時のチャイムに重なるテレビの
思い出を忘れてる自分がいたけど
もういいんだ、僕は一人じゃないから
今日僕は旅に立つ
新しい場所を目指して
19時半の列車に乗って
遠い旅に出るよ
明日僕はここにいない
きっと遠い場所にいる
5時間くらいの旅に出て
知らない世界を見にいくのさ




