世紀末に生きる僕ら
その辺からでも聞こえてくる
泣き声に枯れた呻き声
囁きよりも小さい声が
大きく胸を突き刺してる
誰かが流した一粒の涙は
石ころに溶けて踏み潰される
誰かが求めた生きる明日は
元凶によって無駄に潰される
そうさ僕らは
世紀末に生きている
世紀末で死んでいる
救いの手は差し伸べられやしない
明日は見えやしない
明後日も見えはしない
なのに見て見ぬ振りだけは上手い
そんな社会が大嫌いだけど
僕一人じゃ何も変わらない
こんな現状維持した結果は
すぐそこに見えているんだろう
そこら中から聞こえてくる
叱責怒号罵声恐喝
大きすぎて耳を塞ぎたい声が
小さな心を暗示している
誰かが流した大粒の涙は
笑われ蹴飛ばされ踏み潰される
誰かが求めた生きる明日は
居心地の悪い今日に終わる
そうさ僕らは
世紀末に生きている
世紀末で死んでいる
気付けないのなら何も変わらない
明日は見えやしない
明後日も見えはしない
それは鏡から目を逸らしているから
そんな社会が大嫌いだけど
僕一人じゃ何も変わらない
こんな現状維持した結果は
本当はハッキリ見えているんだろう
枯れた根から飛び出した暗い想い
くたびれた心が誰の愛も知らずに
また根を枯らす
そうさ僕らは
世紀末に生きている
世紀末で死んでいる
救いの手は差し伸べられやしない
明日は見えやしない
明後日も見えはしない
なのに見て見ぬ振りだけは上手い
そんな社会が大嫌いだけど
僕一人じゃ何も変わらない
こんな現状維持した結果は
すぐそこに見えているんだろう
現在連載中の「ギターが似合う君は。」で青海君が歌っていた曲です。




