「お前なんなんだよ!」
「ちょっと!はやく課題出してくれる?提出日なんだけど?」
「ごめん!委員長!まだ終わってないんだ!手伝ってくれないかな?」
「べ、別に?委員長ですから?手伝ってあげない事もないですけど…」
「ほんと!?ありがとう!助かるよ!」
そんな男女のやり取りを
尻目に俺は教室から脱出する
この後なにをするかって?
部活に勤しむ?いやいや…
彼女とデート?いやいやいや…
まぁ、普通に帰宅します。
帰路を辿りながら俺はふと考える。
何故カップルはイチャつくのだろう…と
生物的欲求?
はたまたなにか人間の脳内プログラムで…
これ以上はだめだ…と俺は思考を停止する。
そんな事を考えながら歩いていると…
なんということでしょう!
道端で少女が倒れてるではないですか!
「うん、放っておこう…」
そっとその子の脇を通ろうとした時、ガシッ!と
足首を掴まれた。
俺がゆっくり後ろを振り向くと少女が俺の足首を
掴んでいる。恐る恐る声を掛ける。
「あ、あの…足離してもらえますかね…?」
「………………」
返答はない。俺が無理矢理歩みを進めようとした時
少女は手を俺の足首から離してすっと立ち上がり
俺に飛びかかってきた!
「ご飯…ご飯を寄越せぇぇぇぇぇぇ!」
そして俺は叫ぶ!
「お前なんなんだよぉぉぉぉぉ!」
どうも、作者のいなり寿司です。
初めての作品という事もあり。
文面がおかしいかもしれませんが
暖かく見守ってください、、、
では次の話で会いましょう、、、