勲章って可愛いんだ
宰相閣下に呼ばれたので出向いてみたら、勲章を渡された。
「今までは情報規制している関係でこちらで預かっていたが、国外に行く時や結婚式の時に着けてれば箔付けになるだろう?この数だと婚姻前に授与式すると煩わしいことになるからな。陛下からじゃなくて申し訳ないが渡しとく」
久々に絶句した。
え?こんなに勲章あったの?マジで?
目の前には、7個の勲章があった。
ロゼットやリボンで可愛らしく飾り付けしてくれてるけど、え?これ全部ドレスにつけるの?
特級鑑定士の徽章みたいなバッジタイプのちっさいやつにして貰いたいんだが?
あ、無理ですか。ですよね〜
しかし、まあ、勲章って結構種類あったんですね。
気にした事なかったわ。
前世で見た、胸元に並べて下げるタイプに変更しよう。
1個なら、ロゼットやリボンの真ん中に勲章があるタイプでも良かったんだろうけど、7個もあるとシンプルにしなきゃ下品に見えそう。
いや、この飾り付けしてくれた人はこんな一遍に一人に渡すと思ってなかっただろう。
1個ずつで見るならめちゃくちゃセンスあるし。
何個も勲章貰う人って早々いないから、そんな配慮されてないんだろうな〜
アッシュフォードでは、王家からの叙爵は滅多にない。
叙勲された平民は、誘拐対策でだいたい王領地で囲われる。
領地、意外と持ってるんですよね、王家。
建国から国土が広がり過ぎて、領地の配置替えとかしたけど、微妙な位置にダンジョンがある飛び地は王領地にしてくれてるらしい。
アッシュフォードの転移門は各領地の領都にあるけど、公共用のは設置するのすっごく高くて、小国なら王都に一個しかなかったりする。
アッシュフォードの王都は、お城と城下町の二ヶ所に設置されてるんだけど、実はめっちゃ贅沢!
転移門が開発された時、一領地が一国くらい広いアッシュフォードは、全領地に王家が援助して導入させたんだって。
今じゃ、転移門がないと国交開けないくらい大陸に普及してるから、当時の王家は慧眼だね!
と思ってたんだけど、転移門を開発した人も王家で囲ってたみたい。
よくよく調べてみたら、転移門のメンテナンスしてるの王領地の男爵家だった!
王領に臣籍降下した王女様と開発者の人、貴賎結婚してた!転生者すごいな!
そんな感じで、叙勲した平民は王家が平和に囲ってた。やっぱり慧眼かな?
貴族の叙勲は、勲章のランクに当たる名誉称号が個人に与えられるので、とっても人気。
名前・名誉称号・家名って感じで、自己紹介の時にマウントとることができるよ!
私の場合は、9ランクの内の4ランクを貰ってるので、最高にマウントとれます。
社交界に出るのが楽しみ過ぎるね!
この度、イザベラ・リーヴァ・シュバリ・リアル・セラヴィ・ローランドになりました!




