またまた出張4
「魔物が増えてきましたね」
「休憩ができないから皆の疲弊が激しいよ」
「この先は二人で行きましょうか」
まだ森の中程なんだけど、スタンピードの前兆か魔物が多い。
ウルガ国の騎士達はもうボロボロ、アッシュフォード王国の騎士達も疲弊している。
浅い所にいた強い魔物も、普段はこの辺にしかいないのかも知れないな〜。
「ここに拠点を作ります。結界魔道具の中は安全です。もし外に出て死んでも自己責任ですからね!!」
「私とイザベラ嬢の二人で奥まで軽く探索して来ます。遅くても明後日の昼までには帰ってきます」
「「「こんな所に置いてかないで〜!!」」」
パァァァァン!!!!
「アァン?大人しく待ってられますね?」
「「「………はい」」」
ちょちょっと魔法で野営地の整備をする。
うちの国では、野営用の道具がそれなりに揃っていた。でも、ちょっと重かったり嵩張ったりしていたのを私が改良して、今回同行した騎士達には持たせてある。
テントと寝袋の軽量化から、携帯用コンロの魔道具を薄型にしたり、薪台を折り畳みにしたり、フライパンの取っ手を外せるようにしたり、お皿やコップを軽い素材に変えてみたり、ライトの魔道具を小型化したり、調理用ナイフを折り畳みにしてみたり、水筒を蓋付きタンブラーにしたり、なんやかんや地味に改良したのよね。
騎士達が使ってみて良かったら、たぶんお城から大量注文がくるだろう。ローランド領の職人さん達、ガンバって!
お外に出す作品達は、お父様とお母様に事前に相談が必要。今回の野営シリーズは需要が高いって事で、既に領地で量産体制に入ってる。
騎士団で売れなくても、冒険者が買ってくれるだろう。
ここ数年のローランド領の税収はかなり上がってるらしいよ!もうすぐ馬車鉄道も出来るしね。
領都以外も発展するといいよね!転移門でくる商人さん達が移動しやすくなるし、楽しみだな〜。
クリス様と結婚したら、サフォーク領でも頑張るぞ!ふふっ




