短期留学3
リロイ王国の留学最終日は、第二王子夫妻が見学するグループディスカッションが催された。
宰相閣下が裏にいる気配…。
まあ、留学生であることをいい事に、色々とぶっ込んでやりました!
男女の教育の差についてや、国力低下について、一部貴族との確執についてなど。
やっぱり、教育の差がどれほど酷いのかほとんどの人は知らなかったらしい。
途中で、第二王子が学園長を呼び出すくらいには衝撃だったようだ。
犯人は、過去に学園長を入れ替えた公爵家当主だが、彼は本当に罪深い。
次世代まで潰すとか何を考えていたんだか。
息子夫婦に排除されないように嫁の教育を潰したのだろうか?
実は、リロイ王国の中でもダンジョンがある領地は独自の教育と近親婚で没落を免れていた。
中央貴族と距離をとり、外貨を稼ぐことでこっそりと代々繁栄している。
国が潰れても彼らは生き残るだろう。
リロイ王国の皆さん頑張って!
仲良くなった公爵令嬢には、どうにもならなくて亡命する時は連絡してと言っておいたけどね!
次にやってきたナラゼ国は皆がおしゃべり好きと言うか、噂好きな国だった。
それでか、リスト作りも好きでちょっと話を向ければ調査が捗る捗る!
まあ、要らないリストも知ってしまって困惑したけど。
『すぐ遊べる令嬢リスト』
『没落間近の貴族リスト』
『愛人に貢げる男性リスト』
『性病持ちの貴族リスト』
『借金持ちの令息リスト』
『後腐れなく遊べる夫人リスト』
ナラゼ国は仮面舞踏会とかあるタイプの国らしい。
夜会の休憩室は、応接室より寝室が大人気!
風紀の乱れ半端ない。
それと、使用人の口がとっても軽〜い!
隠密で使用人の休憩室に潜り込んだら、でるわでるわ各家の秘密の話。
守秘義務違反じゃないの?噂好きにも程がある。
この国で家の醜聞を揉み消すとか無理じゃないかな?
と思っていたのだけど、上級生にいた第三王子がやらかしてました。
学園で女子生徒を側近候補達と強姦してた。
側近候補達の家に借金がある下位貴族の令嬢たちがターゲットにされている。
家を潰すと脅した上、誰にも相談できないように手下を令嬢たちの侍女につける徹底ぶり。
その手下の侍女たちも家族が人質にされている。
それもう裏組織の手口では?
うん、とってもキライな奴だ!
消えてもらおう。
昼休みに第三王子が占領している学園内の王族用の控室に集まっていたところを隠密で襲撃。
影の護衛もついてないとかいらない子なのかな?
従者の控室と部屋の出入り口を封じて、全員の衣服を剥ぐ。
部屋にあった媚薬の香や手枷や目隠し、大人の玩具なんかを引っ張りだしてそれらしく配置。
白っぽくしたローションでみーんな汚してあげましょうね。
あっ、七人いるからカップルから一人あぶれちゃう!
主犯の王子は特別に大人の玩具を2個使ってあげよう!
攻め役さんもついでにどうぞ〜。
まだ若いのに、自分用の大人の玩具をそれぞれ作ってるとか、げっすい趣味してんな〜。
キミたちとってもお似合いだよ!
後は、媚薬の香焚きまくってドアから漏れてるのを火事じゃないかって報告して、目撃者たーっぷり用意しようっと。
あと2時間は起きないだろうし、放課後の学園散策まで楽しみはとっとくよ!




