お手紙って大変
貴族ってお手紙書く機会がすごくあるのだけど、悪用されたり偽造されないように注意が必要なのよね。
文字はお手本があって、模写レベルまで練習する。
多少の癖は見逃されるけれど、悪筆は許されない。
封筒や便箋、封蝋やインクもお抱え職人がいたりする。
機密情報となるので、職人さん達は厳重に保護される。
印章も個人用と家用と当主用と別れているが、どの印章をどの場面で使用するか決まっている。
個人用は個人のお手紙くらいで、家用は他家へのパーティーの招待状や商家との取引、当主用は国への提出書類って感じ。
毎年、国に印章の登録申請してるくらい管理されてる。
そんな結構大変なお手紙なのだけど、一々希望を言って封筒や便箋を作ってもらうの面倒だ。
ってことでデコろう!
絵の具開発のついでに各色のスタンプ台も開発したので、いろんなハンコつくったよ!
日付スタンプ、ミニスタンプ、コロコロスタンプ、飾りスタンプ、柄スタンプ、リストスタンプまで作って、エンボススタンプもいけんじゃね?って作ったった!
ステンシルシートとクラフトパンチもどんどこ作ってたら棚が埋まってた。やり過ぎたかな?
アッシュフォードではガーデンパーティーが主流なだけあって、招待状に押し花のワンポイントも人気。
沢山いる庭師さん達が作製してくれている。
そして庭師さん達、研究者でもあるらしく、品種改良もしてた。
倉庫と別に研究棟もあったよ!アッシュフォードの人気職業だった!
こんな色の花が欲しいって話して、着色インク作って渡したらハマって、カラフルな押し花も作製してくれるようになりました。
将来的には品種改良で賄えるように頑張るらしい。
プリザーブドフラワーも作り方教えたら作製頑張ってくれるかも?と期待。
でも、他国への輸出用になる気がする。
アッシュフォードで品種改良された花の種、人気の商品だったはず。
お母様から王家へ横流し案件な気配がヒシヒシと…
後、ガーデンパーティーでは生花の髪飾りがよく使われるのだけど、国外で使うのは面倒くさいので造花をめちゃくちゃ作った。
調子にノッて、手元にある素材から作れる色見本を作製したら300種類を超えちゃってね…
全部試すのに丁度いいや!と深夜テンションでやっちゃったよね…
髪飾りやカチューシャ、ブローチにしても余っちゃって余っちゃって、豪華なリースやフラワーアートにして手土産にしてる。
ガーデンルームのインテリアにするのに大人気!
フラワーウォールもいくつか作って、ローランドとサフォークでのガーデンパーティー用にした。
私ってもしかして凝り性だった…?
「イジーの手紙にドラゴンやパンサーが書かれてたんだけど、何か怒ってる?」
くっ…デフォルメした魔物はやっぱりダメだったか…可愛いのに〜!
現代のノリで吹き出しメモや付箋も作ろうか悩んで、いくつかのスタンプ作るだけで辞めたんだけど正解だったね。
騎獣がいるからイケるかなって思ったけど、最初は家畜にしとくべきか。
でもな〜、どっちにしても動物はもうこの大陸にいなくて品種改良された魔物なんだよな〜
馬でさえ角や鱗とかあったり、ライオンみたいな鬣タイプがいるし。
鶏や乳牛、羊の牧場なんて高ランク冒険者の引退後の就職先だからね?
愛玩犬や猫も存在しない。だいたい体長2m越えてるし、小型の方が凶暴だったりする。
キャット系魔物は見た目は可愛いのに、隠密行動と俊敏な攻撃が厄介過ぎて、冒険者からはスネイク系魔物と同列で嫌われてる。
ウルフ系魔物やイーグル系魔物は騎獣として人気なんだけどねえ〜顔が怖いんですよ。
とりあえず、次のスタンプはウルフ系にしとこうかな?




