表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
マフィンの不思議で不可思議な物語  作者: キョナ
season1 僕と彼女の物語。
2/30

ようこそ、不思議で不可思議な世界へ。

貴方は私の隣の部屋に住むことになってるから。408。覚えた?

私は409。

色々君がいままでいた世界とは異なるから簡単に説明することにするけど、一週間は4日なんだ。

デフィリア、ソフィニア、アガラジア、ラクルルナバ。

このように数えることになってるの、ゴメンね。

デフィリアとアガラジアは朝でソフィニアとラクルルナバは夜。

24時間たてばびっくりすると思うけどぽっきりと朝から夜、夜から朝へと変わるから。うん、分かった?

この世界の人は何時寝るかはばらばら。例えだけど私はアガラジアの間ずっとベットから起きないから。

今日はデフィリア。デフィリアだけはみんな起きてるから挨拶に行こうか。

あれあれ、もしかしてここの住人が怖い?

やっぱり始めはそうなるもんね!でもそれは自然現象。気にすることはないよ。

誰かに会ったの?ああ、もしかして幽璽くんかな。

幽璽くんは怖くないよ。ただただ体全てを地面にこすりつけてないと動けないの。アハハ、いきなり特殊だったかもしれないね。

幽璽くん、挨拶して。この子は新しい住人だよ。

うんうん、幽璽くんは君を歓迎してくれてるみたい。いい友達が出来たね。

取り合えずマカロンちゃんに会いにいこうか。マカロンちゃんにはどうせあわないといけないしね。

え?マカロンちゃんが誰って?

ああ、教えてなかったんだねゴメンゴメン。

マカロンちゃんはこの不思議で不可思議な世界の創始者だよ。

でもこの世界を安定させるために世界の真ん中で動けないんだ。

正式にいえば半径1メートルのある円ないしか動けないんだけどね。

マカロンちゃんは君のような人間に近いから、きっと仲良くなれるはずだよ。

んん?私が人間じゃないのかって?

ええ!もしかして君は私のことを人間だと思ってたの!?

ああ、あの話から私を人間だと誤解してたんだ。ごめんね。

私はこの世界に到着してからはずっと人間じゃあないんだ。

じゃあ何かって?

私は蝶々だよ。昆虫。

もしかして、君、昆虫は無理だったりするのかな?

そうなんだ、悲しいな。え?でも私は大丈夫?

わーい!よかった。なら私と貴方は親友だね。

でももし私が蝶々なら羽はどこにあるのかっていう話だもんね。君もきっと私の羽を見たいんでしょ?

折り込んで服の中にしまっているのよ。触覚はこのヘアバンドの中に入れ込んでる。

服を脱ぐことは出来ないから………そりゃそうよ、それ以外は立派な少女なんだから。ヘアバンドを外してあげる。

どう?信じてもらえたかしら?

そ、そんなにびっくりしなくてもいいんじゃない?

確かに今まで人間と思ってたなら衝撃かも知れないけど。

ほら、そうこうしてるうちにゴールに着いちゃったわね。マカロンちゃんに会いに行きましょうか。

もしかして少し警戒してる?フフフ、可愛い。

マカロンちゃんはそんな子じゃないよ。見た目も幽璽くんみたいに特殊でもないしね。

じゃあ、開けるからね?準備はいい?なんちゃって。

マカロンちゃんに会うのも久し振りだなあ。

マカロンちゃん、久し振りだね。


閲覧ありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ