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缶コーヒーを片手に

 缶コーヒーを片手に公園のベンチで一服していたら、ベンチの上に小さな毛糸の手袋が忘れられているのに気がついた。まわりを見回すが手袋の持ち主らしき子供の姿は見当たらず、どうしたものかと思っていたら通りがかった三毛猫とふと目が合った。

 目が合うと「おなかなでるにゃ?」って膝の上によじのぼってきたので、ちょっといたずらを思いついて「てぶくろさかさまな~んだ?」って三毛猫に聞いたら「にゃ?にゃ?てぶくろのさかさまにゃ?」ってちょっと首をかしげて、膝の上でくるりと仰向けになっておなかを見せて「わかったにゃ。ろくぶてにゃ!」って言ったので「じゃあ六回ぶつね、いーち、にーい……」って三毛猫の頭を軽く六回こづいてやった。

 三毛猫は「何するにゃ? ひどいにゃ?」ってちょっと怒って、それから「ろくぶて……六ぶてにゃー!」ってようやくわかったようで何度か小さくうなずいていた。

 そこにもう一匹三毛猫が来て「おねーちゃんなにやってるにゃ?」って言ってきたので、にやりと笑って膝の上の三毛猫に目配せしてやったら、姉三毛猫は「てぶくろさかさまな~んにゃ?」って妹らしき三毛猫に言った。

 妹三毛猫はちょっと首を傾げて、「さかさまならくつしたかにゃ?」って答えて、姉三毛猫が「にゃ、にゃ?」ってこちらの顔を見上げて、「はなしがちがうにゃ!」ってにくきぅでぺしぺし叩いてきたので、そんな目で見られても困るなー、って思いながら姉三毛猫のおなかをわしゃわしゃなでて「あははー」と笑ってごまかした。

 妹三毛猫、なかなかやるな、って思った。

脱字修正しました。「おなかでるにゃ?」→「おなかなでるにゃ?」

何回も見直ししたのになんで大事なとこぬけちゃうかな……。

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