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【企画・詩】作品

流れぬ涙 【恋のリフレイン企画】

作者: 香月よう子



泣きたい

泣きたい


声を枯らして泣き叫びたい 


何故君は僕の胸の中にいない

何故君にこの想いは届かない


あの陽射し眩しい夏に出逢い   

やがて惹かれふたり恋に堕ち

貪るほどに求め合い

愛しあったあの日々は

あれから五度目の春を迎えて

なお色褪せず輝いているのに

 

僕は君を  

君だけを見つめているのに

何故君は遠いまなざしで

何故君は僕の目を見ない


嗚呼、僕は

美しい君を想えば想うほど

身も心も引き裂かれるのに


けれど涙が出ないんだ

けれど涙がでないんだ



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― 新着の感想 ―
[一言]  普遍的なようで限りなく刹那。 刹那を書かれたんだ、なあ、と感じました。 恋……難しいですね、恋であり続けるのは。
2022/08/04 13:54 退会済み
管理
[一言] 「けれど涙が出ないんだ」のリフレインがとても切なく響きます。
[良い点] 男の強い思う気持ちを書くことが本当にお上手ですね。 情熱と諦めきれない気持ちがよくでています。
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