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短編

僕の〇〇はたくさんある

作者: 小鳥遊 悠治

 僕の名前は『ナナシ』。名前がないからナナシだ。誰かさんの思いつきで生まれた僕には素朴な疑問に自分なりの答えを出していくという使命がある。

 今日のテーマは『目はどうして前についているのだろう?』だ。

 これは単純そうだが意外に難しい。深海や地中で暮らしている生物の大半は目が退化しているし、へびは舌で周りの状況を把握できるため、おそらく両目がつぶれてもなんとか生きていけるだろう。

 目が前についているのは前を向いて進んでいくためだと言う人もいるが僕はそうではないと思う。馬やはとのように目が横側についていたら死角がなくなるし、後ろに目がついていたら、なお良い。

 つまり、目は別に横についていようが前についていようが特に問題はないのだ。

 よって僕はこの疑問にこう答える。『目がどこについていようと日常生活には何の影響もないし、そもそも目がなくても生きていける』と。

 だから、自分たちの目が前についていようと横についていようと問題ない。その目で何を見て、何を感じ、何を成すのか。それこそが重要だと僕は思う。まあ、要するに心の目があれば大丈夫だということだ。

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