俺、死にました
初投稿です!
俺はどこにでもいる高校生、荒木雄也
趣味はラノベを読むことで、成績は中の下ってところだ。
今、徒歩5分の本屋に往くところだ。
とうとう俺の好きなラノベの新巻が発売される。
「4ヵ月長かったな...」
「でも、今日発売されるんだ!早く買わねーと!」
俺は走り出した。もうすぐ本屋だということが足を動かした。
一生懸命走ったせいで角を見るのを忘れてしまった。
するとそこには宅配トラックがあった。
時速60キロほどで走ってくる。
もちろん避けられるはずもなかった。
「やば...」
そこで俺の意識は途切れた。
「ここは...」
辺りは真っ暗で何も見えない
「俺はあのときどうなったんだ...?」
すると、まるでスポットライトのように目の前が光った。
「まぶっ!」
目を開けてみると、目の前には例えようのない美少女がいた。
「あなたは...?」
俺は恐る恐る訪ねてみた。
「私はネフィス。女神の一人です。」
め、女神ぃ!もう何がなんだかわからない。
「貴方は死んでしまいました。ですのでこれからどうするかを
決めてもらいます。」
「き、決めるってまず何がなんだかわかんねーよ!」
「貴方は死にました。だから死後の道を決めてもらうのです。」
「俺は死んだのか...」
「落ち着きましたか?」
急にネフィスに声をかけられる。
「死んだことはもうわかったよ...」
「ではどうするかを決めましょう」
「さて、雄也貴方は死んでしまいました。ですからこれから何を
できるか説明します。」
「まず一つ目は天国にいくことです。天国で永遠の安らぎを求め
てもらってもらって構いません。」
天国か...少し気になるな...
「そして二つ目ですが、実質二つしかないので最後となりますが。」
何が来るのだろう?
「異世界に転生していただきます」
「まじ?」
思わず声が出てしまったがラノベのように異世界に行けるのだろうか?
「貴方にはとある世界にいってもらい、魔王を倒していただきます。」
「また、貴方は1000人目に転生する人間ですので、得点があります。」
デパートみたいだ。
「貴方には自由を差し上げます。」
「自由?」
「多くの転生した勇者は天からの命令により自由があまりありません。ですが貴方には自由を差し上げます。」
それはありがたいな。
「ですが目的は変わりません。最終的には魔王を倒していただきます。」
「あとは、行ってもらった方がわかると思います。」
「さて、選択してもらいます。どちらになさいますか?」
そんなのもちろん...
「異世界に転生したいです!よろしくお願いします!」
そんなの決まってる!異世界に行くしかない!
「わかりました。では魔方陣の真ん中に立ってください。」
すると魔方陣が現れた。
「さあ、真ん中に立ってください。」
俺は魔方陣の上にたった。
「今から異世界に送ります。御武運を。」
ネフィスがそう言うと光に包まれた。