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この本…何?

「ぜひ、私の仲間を助けてください!」

この言葉は親しい友達ではない。クラスの一緒の女子でもない。

少なくとも俺の知っている人からではない。

この言葉は……。



「何するかな~」

今は高2の夏休み。親と妹の3人が旅行で5泊6日、あの夏でも涼しい北海道に行っていて残った俺だけとなった。そんなに何も無いならなら行けばよかったじゃん!と思う人もいるだろうが、部活があったのでいけなかったのだ。しかしその部活は大きなケンカがあってなんだかいろいろ先生に言われたりなんだりしたので腹癒せにやめてやったのでこの通り「ヒマ」なのである。

「しょうがねぇ、あそこに行くか…」

2階にある自分の部屋から階段を下りて玄関をでると目的の場所、倉庫に着く。倉庫には読書好きの瀬川空也にとって昔の最高の本がたくさん置いてあった。

若干、さびている鉄のドアを開け、自分で設置したいすに座る。座った横には山のごとくつまれた本。

「今日はコレだ!」

手に取った本には「12星座の使い方」と書かれていた。

この本…物語か?なにもわからないその本の目次を読んでみる。

・白羊宮のアリエスの使い方

どうやら昔の書き方がしてあった。かろうじて何座かわかる。

・金牛宮のタウロス

・双子宮のジェミニ

・巨蟹宮のキャンサー

・獅子宮のレオ

・処女宮のバルゴ

・天秤宮のライブラ

・天蠍宮のスコーピオン

・人馬宮のサジタリウス

・まかつ宮のカプリコーン

・宝瓶宮のアクエリアス

・双魚宮のピスケス

どれも最後に「使い方」と書いてある。きっとこれは12個に分かれた話なんだろうな。ま、中を読んでみますか。最初は白羊宮のアリエスの使い方…のはずが名前だけで物語どころか下の方にあると思われる

絵の部分もない。それに右のページで横で書かれていたであろう字もあとしか残っていない。次のページ次のページとめくっても最初と同じで名前だけ。

なんだよこれ…何も書いてないじゃん。

次は「処女宮のバルゴの使い方」のページ。開くとそこには本来、あるべきページがあった。絵には古さを感じさせる処女宮バルゴの絵。右のページにはきれいに並んだまったく読めない字が書かれていた。これでは果たして物語がかかれているのかわからない…

あれ…?この字読める?!

「第六の十二星座、処女宮のバルゴ、われの前に現れたまえ…?」

ぼそぼそつぶやくように読んだ。まさかこの文を読んだことによってあんなことがあるとはこの時点で俺はきづかなかった…。

なんだか途中で終わっちゃいましたね。すみません。漢字がちがったりするかもしれませんが気にしないで下さい。

次もよろしくお願いします。

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