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「また明日」

ここは、ある青春の1ページだったものです。

開きますか?

▷ はい

▷いいえ

ある日の放課後、君とばったり出会った。それはいつもとなんら変わりない風景で、青春の1ページに切り取られて残るような日常になるはずだった。だけど、それは幻想だった。廊下の端で交わした、「また明日」という言葉で、そこに明日もあるはずだった日常は崩れ落ちた。

死んだ______君が。昨日まで僕の目にはいつも通りの君しか映っていなかったのに。怪しい影なんて一切見せず、匂わせず、いきなり、魂となってしまった。

ねえ、あの頃の君はどこにいったの。太陽のようにみんなを照らして、誰からも慕われて愛されていた君が、まさか死ぬなんて。誰が予想したことだろう?少なくとも僕は予想できなかった、今日まで一緒に過ごしてきたのに、一番近くで君を見てきたのに。

ねえ、答えてよ________

俺は記憶の中にいる君にそっと呼びかける。君は記憶の中でいつもと同じ笑顔で振り向いて、いつもと同じように話し出す。それなのに、聞き取れない。発されているはずの声は、僕には届かないのだ。

あの日、夕焼けに溶けてしまった君が、いつかまた何事もなかったかのように帰ってくることを祈りながら、僕は君の机の上に置かれた花を撫でた。

次回は過去編です!読んでくださりありがとうございました!

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