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ねこすごくかわいい話  作者: 鯉壁副草


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6/7

ねこのごせんぞ「さばくのひるはあつい、よるはさむい、かりはだるい」

むかしむかしのおおむかし、さばくでかりをしていたねこのごせんぞはかんがえた。

「なにか…もっとらくにくらすほうほうがあるはず…」


========

あかちゃん「きゃっきゃ」

にんげん「よしよしかわいいねえミルクあげようね~」


ねこのごせんぞ「おっ、あのにんげん、ちいさいにんげんにえさをあげてるにゃ」

「うーむ……ちいさい、かわいいほどおせわされる法則……」

「なるほど、これはチャンス」


========

ねこのごせんぞ「えーと……こうかにゃ? にゃ~ん✨」

(くりくりおめめでうわめづかい)


にんげん「んひょぁぁぁかわいいぃぃ!!!」

「ミルクあげる!毛布も!名前もつける!!」


ねこのごせんぞ「うむ、成功。これで一生安泰」

========


ほかのねこたち「おまえ、かりしてないのにまんぷくやん」

ねこのごせんぞ「かわいがられる、それが新しいかりにゃ」


「ねこはにんげんをえらんだのではない。ねこがにんげんをしもべにしたのだ」


========

そして現代——

かいぬし「かわいいね〜おりこうだね〜」

ねこ「にゃーん✨(作戦、いまだつづき中)」


要約:

ねこのごせんぞは「かわいさ」を武器に、文明をまたいで人類を支配した、

史上もっとも成功した“だるがり進化戦略”の達人である。

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