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第1ゲーム 4

 マクルの対戦が終わり残り13人、次にアブソリュートに選ばれた対戦はやたらと体が細く見た目は派手な女性となよなんとした暗い雰囲気の男性だった。


「ではフィールドに立って向かいあった瞬間戦闘開始だ」


 ナヨナヨ男と派手な見ための女が向かいあって立つと戦闘が始まり男がナヨナヨしている間に女は近づくと男の耳元で異能を使ったのかかなりの音が響き、それを間近で聞いていたナヨナヨ男は顔面が飛び散って死ぬ。


「もう終わったのか。全く。ドクター・イノウに与えてもらった異能すらつかえない役に立たない罪人だな。では次。そこの女と君だ」


 アブソリュートはフィールドで今勝った女とフィールド外にいる男に言うとフィールドに立っていた女は


「は!ふざくんなし!あたし今勝ったばっかじゃん!馬鹿にしてんの?」

「は?馬鹿にしているとかそういう話じゃない。私がやれといったらやれ」


 アブソリュートに指名された男がナヨナヨ男に勝った女の前に立つと女は


「わかったわよ!やってやりゃいんでしょ!あたしをなめないでよね!」


 女はアブソリュートが指定した男にまた近づいて耳もとで囁く前に対戦相手の男は女の顔を掴み


「こ、こんな可愛い私の顔を掴むなんて、あんたイカれて」

「間抜けな女が。ここにはいかれたやつしかいねぇよ。なんせ俺達は罪人だ。お疲れ様」


 男は女の顔面を掴んだまま握りつぶす。握り潰した後男は興奮した顔で


「ああ。最高だよ。顔のない女こそ俺の美学で美しいといえる。この女も俺の素晴らしい美術品となるんだ」


 男は興奮しながら気持ち悪い顔で言う。アブソリュートが女の死体をバラバラに刻んだ後に風のようなものをふかせてバラバラになった女の死体をとばす。


「おいアブ公。てめぇ俺の美術品になんてことを」

「知らないよ。好きなことがしたければこの場所から出た後にしろ罪人ども。貴様の名前は」

「俺はメタリ・メタリカルだ」


 メタリ・メタリカル。それが奴の名か。メタリの名を聞いた後に囚人の1人がビビりながら


「お、おい。ふ、ふざけんなよ。なんであんなやばい囚人がここにいんだよ。メタリっていったら自分の部屋に顔のない女の死体を飾ってたやばい奴じゃないか」

「なんだ俺のこと知ってるやつがいるのかよ。知ってるやつなら仲良くしようぜ。おいアブ公!」


 メタリがアブソリュートに言うとアブソリュートは


「なんだ?」

「次の相手は俺が選んだもいいよな?」

「好きにしろ。その方が私がいちいち選ばなくてもすむ」


 アブソリュートが言うとメタリは次の対戦相手を選んだ。

 第一ゲームの生き残り11人

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